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第13話

お久しぶりです。

いや~、この世界の女性はすごいね。

風邪が治るのに半日もいらないなんて。

午後なんて姉さんが滅茶苦茶うるさかったらしい。

那奈がぼやいてたが人の事言えないだろ、と思ったのは内緒だ。





さて、この世界にも大型連休があるらしい。

何人かの同級生からは遊びに誘われたが断った。

よく知らない人から旅行行こうと誘われたら断るでしょ。

一応予定もある、のだが……、



「やっぱり旅行でしょ~。」

「いや、プールとか水族館だろ。」

「二人とも全然わかってない!安定の遊園地だって!」



と、まぁ、上から母、姉、妹の順だ。

只今絶賛行先で揉めております。

俺が言えば収まるのだがこの三人の頭の中は妄想で埋め尽くされている。

よって何を言っても昏い運命が待ち受けているので傍観に徹しているのだ。



「だいちゃんはどこがいい?」



げっ、こっちにふるなよ。



「水族館だろ?」

「姉さんは黙ってて。遊園地でしょ?それしかないよね?」



残念だが私が選ぶのはそのどれでもないのだよ。

それに妹よ。ヤンデレの入り口に入ろうとしないでくれ。

兄ちゃん将来が不安だよ……。



「家でごろごろ!」

「却下」



即答!?

バカな、何を間違えたんだ。



「貴重な連休なのにそんなのするわけないじゃん。」



いや、休みなんだから休もうよ。

わざわざ疲れる事しなくてもいいじゃん。



「じゃあ、釣りで。」

「釣り?釣りってあの釣り?フィッシング?」

「その釣り。」



他に何があるというのか。

結局釣りに決まった。

といっても我が家には道具は無いので釣り堀でになった。

それも旅行ついでに。

これもうちの母上様が家庭内権力を行使した結果だ。




二泊三日で行くらしい。

家でごろごろしたかった……。

しょうがなく準備をすることにした。





準備が終わった頃、母さんに呼ばれた。



「星野さんも来るから。」



何!?

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