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参拝

元日になる。


「おはよう、ラソム」


「ええ、おはようございます」


 と食堂でエデを待っていた。


というか最近、起きるのは私自身でやるとか言って、自分は部屋に行ってないからな。


「今日の朝食はずいぶんと豪華ね」


「そうですか?」


「この量と種類があって豪華ではないというの?」


食堂の全部のテーブルに料理が乗せられている。


年明けたので気合いをいれて作ったらこうなっただけなのに。


「ラソムいいことあった?」


「なにも」


 と誤魔化しておく。


「まぁ、いいわ、それよりこのマフラー暖かいわ」


 とマフラーを首にかけている状態で見せてくる。


かわいいと思ってしまう。


「ありがとうございます」


 と気持ちを切り替えるように言う。


エデはマフラーを料理につけずに食べていく。


数分してエデは朝食を食べ終わる。


エデは十分の一は食べていた。


自分は五分の一を食べた。


お腹いっぱいだ。


自分は食べ終わった皿を片付けにいく。


自分が片付けを終わって食堂に戻ってもエデは食堂のイスに座っていた。


「ラソム作りすぎ」


「少しばかり気合いが入っただけですが他の人にも食べてもらうので問題はないでしょう」


「ラソムは今日はなにをするつもり?」


「決めていませんね、あとエデは宿題は大丈夫ですね、あと一週間後から三学期が始まりますよ」


「大丈夫」


「そうですか」


「そうだ、今日はついてきなさい」


「わかりました」


やることがないし、いいか。


準備中………。


「ラソム、いくわよ」


「了解です」


 と馬車に乗り込む。


動いていく馬車。


「どこにいくんですか?」


「着いたらわかるわ」


「え」


 と揺られること数分して止まる。


「降りるよ、ラソム」


「わかったわ」


 と馬車から外に出る。


降りた所ではどこに着いたのかわからなかった。


「こっちよ」


 とエデに裾を引っ張れていく。


石段があった。


石段を登っていく。


自分は一度礼をして朱色の鳥居の下をくぐる。


「なんで礼をしたの?」


「気にしないでください」


「わかったわ」


 と進んでいく。


これ神社じゃん。


本堂に入る前に、


「ここはどこですか?」


「ここはこの世界に一つしかない神社よ」


「そうですか、なるほど」


エミルのことややりかねへんと思ったけど本当にしていたとは。


参拝しておみくじを引く。


「ラソム、おみくじどうだった?」


「吉でした、エデは?」


「小吉でした」


「さて帰ります?」


「そうしましょ」


 と馬車に揺られながら馬車が止まるのを待つ。


おみくじを見ていたら悪いところはなかった。


良かった、前世は散々凶を出したからな。


エデもなにか考えているみたいで帰るのだった。









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