表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人生  作者: yoshi88
:21歳 第三章 無智と無謀の偽善者は、今日も素敵なマスクを被る 
PR
42/72

24.いざ、扉を開け(その3)

 ・・・死を意味する音楽が流れだす。


 真っ暗な洞窟を暗記した手順で、さながら目隠しの状態で宝箱を手に入れ、辛くも街まで戻ってセーブ地点あと5歩手前で、またモンスターに殺される....。


  この不毛の作業に没頭し、もうかれこれ2日が過ぎ、3日目になっていた――。


 食事と睡眠以外ゲームしかしていない・・・気がする...。


 廃人とは僕の事かもしれない...。


(...次、船が入手できる街まで辿り着けなかったらもう、あきらめよう。こんな事出来る奴、世の中に存在するはずがない...。)


 ・・・もう優に4000回は死んでいる――。


 何時間やっているのかも分からず朦朧とし、自分でも本来の目的など既に忘れ果て、意識が飛びかけていた頃奇跡が起こった。


 ・・・砂漠の先にある"船のある街"に、遂に辿り着く...。


 最後は「連続200回」近くは逃げまくったと思う...。


(...・・・僕は泣いてもいいですか?...。)


 船を取りにそのまま真っすぐに、街を一直線に進む。


 ――あと1歩で船に辿り着く。


(...さぁ遂にゴールだ!...。)


 そこへ不可避イベントが発生する!!"小悪魔"が船を守っており、此奴を倒さないと船が手に入らない。


 僕は必死だった――。


 このゲームを開始してかれこれ3日間、コントローラーを握りしめ、"初めて"「たたかう」のコマンドに全集中の思いを込めて、十字キーの横のAボタンを強く連打した!


 なんと此処で嘘みたいに、もう一度奇跡が起こる!


「会心の一撃」が画面に流れる――。


 滅多にない相手に相当なダメージを与える必殺技がさく裂した!!!


「ドーン!」


 相手に与えたダメージ、ヒット1ポイント。


 次の瞬間、また最初の街に戻されていた...。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ