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人生  作者: yoshi88
:1.17 第一章 始まりの物語
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4.焼け野原の彼方へ

昼の1時位になって、ようやくリビングが座れる状態になった時、


「バチン!」


と言うブレーカーの音がして、一気に電気が復旧した――。


(...水も普通に出る!...。)


家族一同大いに喜んで、父がリビングにあるテレビの電源を入れた。


・・・ヘリコプターが煙っぽい何処かの上空を空撮で映し出しており、大都市であろうか、ビルの隙間からモクモクと何本もの灰色の筋が立ち込めている。


(...なんだか嫌な予感がする...。)


良く見ると15階建てくらいのビルもちらほら倒壊しているようだ...。


「長田区は空襲を受けたような火災で、立っているマンションから180度、何処を見渡しても火災がおこっています!」


・・・「立つ」と言う字幕の誤字に、テレビさえ気づいていないのだろう。


アナウンサーの悲痛な叫びと渦巻く噴煙、消防も麻痺した瓦礫の山と、手の施しようもない程辺り一面激しく燃え広がる火災現場の映像が、あの


「山と海に囲まれた西洋風の美しい街並みを誇る港町神戸」


とは程遠く、とても信じることができない。


「えっ...」


あまりのショックに家族全員言葉を失い、テレビの前で固まっていた...。

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