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ポストに入っていたのは、招待状。
大学の同級生。
この歳になると一周して結婚式が新しい。
だって皆『家族が増えました』ばっか。
どうすっかな。
地方の大学を出た私は、当然同級生も地方組ばっか。
つまりは遠い。新幹線代かかる。
また子供をどこに預けるかで悩む。
「ねーパパ、この日、祝日なんだけど……」
「悪い俺出張」
「ですよね」
「何ホッとしてんだよ」
ビール片手のパパに突っ込まれる。
さらに同じポーズを取る娘。
「だってさ、別に仲良くもないのに結婚式なんてさ」
「結婚式なんてそんなもんだろ、顔出しとかないと繋がり消えるぞ」
「えー……頼む人いない」
「俺の親でも自分の親でも頼めるだろ」
「だって確実に泊まりになる距離だし」
何だかんだ言って、出たくないだけだ。
私が1番分かってる。
仲良くない?
その子が苦手の間違いじゃなくて?
てゆうか、自分だけが浮いてたなんて、言えない?
ーーー地方だけに、繋がりは太くて厚い。
そんな繋がりに、どこか息苦しさを感じていて。
それを見透かされたのか、周りからもほっとかれて。
分かるよ。喧嘩すると他の繋がりに支障が出るから、皆当たり障りなくやってんだ。
でもさ、『嫌い』は『嫌い』で良くない?
それを押し殺して、我慢するのは、違くない?
そう思ってしまう私がやっぱりおかしいの?
なんて。




