13/25
13
「うちにもあるよ、そーゆーの」
「ほんと!?どこの会社も一緒だねえ」
「てゆうかタゲられたの私w」
「嘘」
花陽があまりにあっけらかんと言うので。
リアクションに戸惑った。
「なんかさー、合コン行きまくってるのを良く思ってないみたいで、遊び歩いてる尻軽?だったかな」
「いやいや合コンくらい皆行くっしょ?」
「やっかみもあるんじゃない?医者と合コンって言ったら来たがってた子もいたけど断ったし」
花陽は歩いているだけで皆の目を惹くくらい、美人だ。
一緒に歩いていて彼女だけナンパ、なんて良くある。
美人だけどそれに甘えることなく、引け目に感じることもなく。
そういうとこが格好いいと思う。
「相手にしなけりゃいいよ、実際そういう奴らに私は用はないし。無理して付き合い続けたって一利なし」
「強いなぁ花陽は」
「柚は優しいよね、優しすぎて心配」
花陽が裏のある言い方をして笑うので、ちょっと怖い。
「人の心配も良いけど、自分のことちゃんと考えないと置いてかれるよ?」
「へえ」




