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ハプニング

13時くらいに決闘が終わったので部屋に戻らずそのまま冒険者ギルドに向かう事にした。

「Bランクになると決闘で実況が付くんだな初めて知ったわ、こういうゲームでは知れない事を知れるのは嬉しいな」

暫く歩き大通りに出ると何やら騒がしい、風を操り聞き耳を立ててみる

(どうやらお嬢様?が攫われたったぽいな、まだ近くにいるのか?)

そう思って風の支配範囲を広げると中1くらいの子を大人がこの付近の路地裏にいる事が分かった。

(あの強よそうな騎士達から誘拐出来るくらいには敵も強い、なら俺1人ではなく助けを呼ぼうミスったら彼女までも死んでしまう)

俺は一瞬の判断で一番強そうな騎士に声を掛ける。

「すみません、話をにいて下さい」

「今は忙しい、何処かにいけ!」

「誘拐された少女があの路地裏に連れて行かれる所を見ました、信じれないかもしれませんが1人だけでもあそこに行かせて下さい!」

彼は驚いた顔をしてから数瞬考え込んで腰元からトランシーバーのような魔道具を取り出し指示を出す。

「目撃証言があった、どうやらAエリア付近の路地裏に入り込んだらしい即座に追え!」

そして俺に向き直ってこう言った。

「ありがとう、お礼については渡しから私が進言しておくでは」

そう言って彼の姿がブレ周囲を見渡すと目を魔力強化して背中が小さく見えるくらいの距離にいた。

(速え、目測100メートルはあるんだぞ…こうしてる場合じゃない俺が一番正確な場所を知ってる彼らが来るまでの時間稼ぎ出来るなら捕縛する)

そうして俺も彼らの後を追い路地裏に入る。

(あの騎士と戦ったらどっちが勝つかな、流石に向こうだなかなり強い)

自然と顔に笑みが浮かびそれを抑えて目的の場所に近づいていく。俺は走りながら路地裏の至る所に人が近くに来ると小規模の爆発が起こる風の玉を作る。この近辺に一般人が居ないのは確認しているから一般人が巻き込まれる心配はない。

(よしこれで近くに来た騎士が異音を聞きそれを辿るとここに辿り着くように設置できた、後は時間を稼ぐ)

標的を見つけフードを深く被って息を潜めタイミングを見計らう。

(敵は2人、意識が緩んだ隙をつく)

「攫えたか」

「ああ、この通りだ」

「んん〜〜」

「よし、なら後少しで転移魔法陣を起動できるその女を縄で今のうちに縛れ」

「オーケー」

そうして1人は縄をもう1人が魔法陣に向き直ったその瞬間俺は影から飛び出す。

数テンポ遅れて奴が気付くがもう遅い。

「何もゴハ」

峰で奴の腹をぶっ叩き振り抜く、俺は奴を1人の仲間がいる方向に飛ばす。

「おい、なグオッ」

彼女に声を掛けながら前に出る。

「下がって」

そしてもう1人に接近した俺は唐竹割りを落とすが奴も暗殺者、飛んできた仲間を落とし毒付きのナイフを投げてくる。

「シュ」

「おっと」

それを頭を傾ける事で回避し斬りつける。

「グボォ」

それが奴の胸を深く斬り裂く。距離を取ろうとしてくるが俺は更に詰める。

(距離を取られたらややこしい、だから離さない)

俺が閃光のような突きを放つそれを奴は顔を傾ける事で躱す、頬に深い傷が出来るがそれを意に介さずナイフによる頭、喉、心臓を狙った三段突きが飛ぶ。

(暗殺の教科書通りだなぁ)

それを予測していた俺は全てギリギリまで引きつけ躱しカウンターで伸び切った腕を斬りつける。

「グッ」

奴が苦悶の表情を浮かべまた距離を取ろうとするが俺はそれも読んでいる為奴の足を踏んづけていて、そのまま袈裟を落とす。奴が無理やり足を引き抜いて躱そうとするが躱しきれずにまた胸に深い斬り傷ができ更に足の靭帯が伸びる。

(回復の時間を与えるな!魔法で治癒されたら終わり、更に畳み掛けろ)

「火炎〈フレア〉」

炎の波が俺に襲いかかってくるが

「水流〈ウォーター〉」

それを水でかき消し距離を詰める、奴が一気に3本ナイフを投げてくるがそれも想定内全て弾いた。俺が刀を振り上げると魔奴の身体の前に小さい炎の球体ができる。

「豪熱光線〈ブレイジングヒートライン〉」

そこから紅蓮の炎線が発射されるが、俺はフィギュアスケーターのフィニッシュ如く上体を反らしそれを紙一重で回避し反れた勢いを使って奴に頭突をする。辺りにガボンという鈍い音が響き渡り奴の顔の骨を砕いた感触を得る。だかそれでも奴は止まらずナイフを突き出してくるがそれより速く俺が奴の腹を蹴り抜き奴を吹き飛ばした。そして奴は壁に激突した後気絶した。

ーーーーーー

昨日は予約投稿が1日遅れていたので今日は2話投稿です、申し訳無いです












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