表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンのある世界で生きる  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
345/451

第345話「深部の音、近づく」

夕方。

地下ホームから先へ進んで十分ほどのところで、音が変わった。


昨夜、外壁の見張りが記録した低い音。それがここでは床から直接伝わってくる。振動に近い。音というより感触だった。レール越しに伝わってくる何かが、今日は明らかに昨日より強くなっていた。


玲奈が足を止める。目を閉じる。しばらく動かない。

「……動いてる」

小さい声。

「深部が。一定のリズムで動いてる」


白峰蓮が記録紙に書く。時刻。場所。玲奈の言葉。全部記録する。


蓮斗が足元を見る。

「レールが振動してる。列車が来るわけじゃないが、何かが動いてるのは確かだ」

短く言う。


悠真は前を見る。トンネルが続いている。懐中電灯の光が届く範囲には何もない。だが、その先に何かがある。


玲奈が続ける。

「さっき感じた呼吸のリズムと一致してる。深部が動くたびに、この振動も動く」


つまり、深部の動きがここまで伝わってきている。

地下は深部と直接繋がっていた。


蓮斗が悠真を見る。

「進むか」

短く聞く。


悠真が頷く。懐中電灯の光が先へ向かう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ