表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンのある世界で生きる  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
343/451

第343話「蓮斗が先に入る」

午後。

地下区画の入口。


四人が集まっていた。悠真、蓮斗、白峰蓮、玲奈。ぴーちゃんは悠真の肩にいる。


鉄の扉が開かれていた。暗い。光が届かない深さがそこにある。懐中電灯の光が壁を照らす。古いタイル。錆びたレール。埃の匂い。ここは長い間、誰も入っていなかった場所だった。


蓮斗が最初に足を踏み入れる。床を確認する。踏んで崩れないか。壁が崩落していないか。一歩ずつ確かめながら進む。

「大丈夫だ」

短く言う。


悠真が続く。玲奈が続く。蓮が最後に入る。扉を半分閉める。外の光が細くなる。懐中電灯だけになる。


玲奈が目を閉じる。

「……静かだ」

小さい声。

「地上より静かだ。白影の感知も遠くなってる」


だが代わりに、別のものが近くなっていた。床から伝わる振動。わずかな。しかし確実な、何かの動き。


蓮斗が止まる。

「感じるか」

短く聞く。


全員が頷いた。

地下は、生きていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ