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ダンジョンのある世界で生きる  作者: 竜太郎


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第318話「四人が揃う夜」

夜。


拠点の一角。


四人が集まった。


悠真、蓮斗、白峰蓮、玲奈。


ぴーちゃんは悠真の膝の上で静かにしている。


白峰蓮が記録紙を広げる。


全ての数値が一点へ収束している。


灰王の支配パターンに似ているが、規模が桁違いに大きい。


玲奈は目を閉じたまま「一つが全部取り込んだ」と繰り返した。


蓮斗が「次は今までと別の話になるってことか」と言い、誰も否定しなかった。


ぴーちゃんが小さく言う。


「来ないで」


間を置いて。


「でも来る」


灯りが揺れる。


風が外壁を叩く。


四人は動かない。


だがそれぞれの中で、何かが決まり始めていた。


悠真は北の壁を見る。


均衡者として初めて、自分が動かなければならないという確信が、静かに根を張っていた。


(次話へ)

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