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第131話 「複数対策構築」

拠点。


 空気が張り詰めている。


 静か。


 だが。


 全員が理解している。


 前と同じじゃない。


 もう。


 一体じゃない。


「……整理する」


 白峰 蓮が言う。


 いつも通り。


 だが。


 今回は。


 速い。


「敵は複数」


「連携なし」


「個別行動」


 短く。


 的確に。


「つまり」


「同時対応が必要」


 その一言。


 重い。


 その時。


「……無理じゃね?」


 蓮斗が言う。


 正直に。


「一体でもキツいのに三体とか」


 その通り。


 普通なら詰み。


 だが。


「……だから変える」


 悠真が言う。


 短く。


 その時。


 全員が見る。


「戦い方を」


 その一言。


 空気が変わる。


 その時。


「……分けるな」


 白峰 恒一が言う。


 全員が止まる。


「まとめろ」


 短く。


 だが。


 核心。


「……は?」


 蓮斗が言う。


 理解できない。


 その時。


 白峰 恒一が続ける。


「一体ずつ対応するな」


「全体を一つとして扱え」


 その言葉。


 重い。


 だが。


 意味はある。


 その時。


 白峰 蓮が言う。


「……誘導か」


 理解する。


「三体を一箇所に集める」


 その一言。


 全員が理解する。


 バラバラが強い。


 なら。


 まとめる。


「……できるのか?」


 蓮斗が言う。


 その時。


 悠真が答える。


「やる」


 短く。


 迷いなし。


 その時。


 桐谷 恒一郎が笑う。


「面白ぇじゃねぇか」


 壁を見る。


「今度は“囲う”だけじゃねぇ」


「“流す”ぞ」


 その言葉。


 全員が理解する。


 侵食体と同じ。


 流れを作る。


 だが。


 今回は敵を。


 “流す”。


 その時。


 ぴーちゃんが言う。


「ぴーは全体見る」


 小さく。


 だが。


 強い。


「位置、全部見る」


 重要役割。


 全体把握。


 その時。


 美月が言う。


「……内側広げる」


 静かに。


 だが。


 確実に。


 安全圏。


 広げる。


 その結果。


 誘導しやすくなる。


 その時。


 黒崎 恒一が言う。


「いいか」


 全員を見る。


「分散した敵に付き合うな」


 短く。


 だが。


 強い。


「主導権を取れ」


 その一言。


 全員が理解する。


 逃げるな。


 合わせるな。


 “合わせさせる”。


 その時。


 悠真が小さく言う。


「……三体でも同じだ」


 短く。


 だが。


 確実に。


「一つにする」


 その言葉。


 全員が頷く。


 単体戦じゃない。


 “構造戦”。


 その時。


 白峰 蓮が最後に言う。


「……次はまとめて倒す」


 短く。


 だが。


 確信。


 その瞬間。


 全員が動く。


 準備。


 再構築。


 すべてを。


 組み直す。


 その時。


 外。


 ほんの少し。


 歪みが揺れる。


 増えている。


 その現実。


 だが。


 もう迷わない。


 やることは一つ。


 敵を分けるな。


 それが。


 この戦いの新しい答えだった。



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