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生まれ変わればいい人生?  作者: カマーチ
魔動都市アルカナ編
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25/41

魔獣狩りと魔動都市アルカナ

ベルは、メルに今後生きていくために必要な、狩の技術を教えるために、森を二人で探索していた。

そして、アルカナに向かう道中の平原で、盗賊達に襲われることに!

ベルは、メルに魔獣の狩り方を教えるために、森を探索していた


「メル、あそこに大きな猪がいるのわかる?」

「猪?あれが?」


ベルとメルが見ている方向には、以前ベルがジェラルと一緒に魔獣狩りに出て、狩ってきた種類と同じ、大きな牙と大きな体を持ったが草を食べていた、ジャイアントボアは、ドスドスと足音を立てながら歩いている、その音だけで、かなりの重さや大きさを持っていることがわかった。


「そう、ママが持ってくるお肉は大体あの猪さんから取ってきてるの」

「ほぇ~、あれを狩るの?」

「そう、見ててね…」


ベルは、ジャイアントボアの頭に狙いを定める、そして…


「『光線』…よし」


ベルの放った『光線』が、ジャイアントボアの脳天を貫き、ジャイアントボアの巨体が、ドンと音を立て、横向きに倒れた


「わぁ!ママすごい!!!」

「ふふん、そうでしょう、さ、次は解体の方法教えるね」

「解体?」

「そう、猪さんの中には、内臓っていうのが入ってて、それがあったかいから、すぐに腐っちゃったりするの、それを避けるために、内臓を取るの、まああとはお肉を分けて、袋に入るようにするためだね」

「な…るほど?」

「ふふ、メルにはまだ難しかったね」

「む、難しくない!メル全部わかったもん!」

「さて、血抜きとか色々急いでやっちゃおうか、メルも手伝ってくれる?」

「わかった!ママのお手伝い頑張る!!」

「ありがとーー!!メルはいい子だね!!」


そうして、ジャイアントボアの血抜きや内臓の処理、解体などを行い、ベルとメルは今日の野営地に戻った


「さてと、もうそろそろいい時間だし、ご飯食べよっか」

「やったぁー!ご飯!ご飯!!」

「はいはい、すぐ作るからね~」


ベルは先ほど仕留めたジャイアントボアの肉を魔動袋から取り出し、いい感じに切って、炒める、それとは別に、買っておいた生姜、醤油、砂糖、酒を鍋でいため、タレを作り、焼いた肉と合わせて焼き


「はい、完成!生姜焼きだよ!!」

「わぁ!いい匂いする!!」

「ふふん、そうでしょう♪さ、食べようか、手を合わせてください!」

「はーい!いただきま~す!」


ベルの作った生姜焼きを、頬に詰め込めるだけ詰め込み、リスのような口になりながら、おいしそうに食べるメルを、ベルは幸せそうに眺めていた。

前世からよく料理を作り家族にふるまっていたが、我が子にこれほどまでにおいしそうに食べてもらえるのが、これほどまでに幸せだったとは。


「おいしい?」

「むぅうう!!」

「あはは、ちゃんと飲み込んでから喋ろうね」

「んむ、ん、んぐっ!おいしい!!」

「それは何より、ほら、ほっぺにソースがついてるよ」


そういって、メルの頬についたソースを拭きとり、口の中にぱくりと入れる


「っ…///]

「ん?どうしたの?」

「わかんない…///」

「?」


ベルが愛娘メルの壁を破壊してから十日後、二人は、アルカナまで残り半分のところまで来ていた、そして、メルの身長がベルを超えた


「なんか、これが母親の感情…娘の成長が嬉しい気持ちと、悲しい気持ちが…」

「ママ?どうしたの?」

「メルの成長が嬉しいな~って」


そういうと、メルは首を傾げた


「それにしても、メルほんとにおっきくなったね、知らない人が見たら、メルがお姉ちゃんの姉妹みたいだもんね」

「メルはママの子供だもん!」

「そうだね~、メルはずっとママのかわいい子供だよ!」

「えへへ~」


そんな呑気なことを言いながら森の中を歩いていると、そばの木がガサリと揺れ、久しぶりに見た、オーガが出てきた


「あ、オーガだ…メル、戦ってみる?」

「は~い!それじゃあ…『黒縛』」


メルの放った『黒縛』で、オーガの影から黒い縄が現れ、オーガの体を縛っていく


「そして最後に、『黒柱』!」


メルが『黒柱』と唱えると、鬼の影から、黒く太い柱が飛び出し、オーガの体を貫いた。

『黒柱』は、言わばベルの『黒棘』を一か所に集中させ、威力と大きさを強化した、影を操るシャドウワイバーンのメル、オリジナル魔術だ


「うん、上手く戦えるようになったね」

「えへへ~!すごいでしょ!!」

「メルはすっごく強くなったね」


ベルとメルは、再び歩を進める、すると、とうとう森を抜けた。

ベルとメルの目の前に広がるのは、木がぽつぽつと生えているだけの、大平原だ


「は~、やっと森を抜けたね、あ、そういえば、メルって森で生まれたから平原って見たことないよね」


そう思い、メルの方を向くと、全く知らない光景を見たせいか、メルがプルプルと震えて、なかなかに面白いリアクションをしていた


「ふふ、森の外初めて見たもんね」

「うん…なんか、すごい、あと、木がないから落ち着かない」

「確かに!さ、行こうか、アルカナまであと半分だよ!」

「は~い!」


二人がしばらく歩くと、少し背の高い草が生えている場所になっていた。

ベルは思う、こういうところは、隠れるのに絶好のスポットだ、そして、アルカナに続く道はここを含めて四つだけ、ここに隠れていれば、商人などを襲い放題だ、盗賊なんかが隠れていてもおかしくない。


「…メル、ちょっと警戒してようか、ここはちょっと危ないから」

「危ないの?」

「うん、もしかしたら盗賊が出てくるかも」


そう言っていると、横の背の高い草がガサリと揺れ、八人ほど、男達が姿を現した


「お嬢ちゃん達、おとなしく付いてきてもらおうか、痛いのは嫌だろ?」

「…メル、戦おうか」

「わかった!」

「ねえおじさん達、どこの盗賊団?」

「そう簡単に教えるわけねえだろ、さあ、おとなしく付いてきな」

「断る」

「そうか…おい!おめえら!やっちまえ!!」


リーダーらしき男がそう言うと、七人の男達がベルとメルに向かって走ってきた


「メル、本当は人は殺しちゃダメなんだけど、こういう人達は、自分達の体を守るために殺さないとなの、出来るね?」

「わかった!!」

「殺すだぁ?!舐めんな~!!!」


一人の男が気持ち悪い声を出し、ベルに飛びかかる、だが、男の首に穴が開き、口から血を吐き、ボトリと地面に落ちた


「『鎌鼬』さてと、メルは大丈夫?」

「大丈夫だよ!」

「うわぁ、すごい殺し方してる」


ベルの方を向くと、男の顔面を掴んで握りつぶしていた、ボキバリと音が鳴りながら、男が足をバタバタさせていた


「んんんんんんんんんん!!!やめ、でぐれ~~~!!!!」

「メル~サッサと殺しときな~次の奴が襲ってくるから!」

「は~い!」


グチャと音が鳴り、男の頭が握りつぶされて脳みそが地面に飛び散った、メルの周りにいた男達が怯えていたが、リーダーらしき男が叫ぶと、怯えながらも、嫌そうな顔や、怯え切った顔をして、メルを襲ってきた


「おめえら!さっさと殺せ!!!ボスに殺されちまうぞ!!」

「ボス…まだ上がいるんだ、なんかめんどくさそう」

「ねえママ~、もう全員殺しちゃった~!」

「あ、は~い、ちょっとそこで遊んでて、ママから見えるところでね!」

「は~い!」


メルにそう言い聞かせながら、残り三人同時に襲い掛かってきた男達の首を斬り落とした、残りは後ろで見ていたリーダーらしき男だけだ


「さてと、残りはおじちゃんだけだよ」

「チッ!大地よ、我が名に従い、敵を踏みつぶせ!『土砂』!!」


リーダーらしき男がそう唱えると、地面が波打ち、波のように巻き上がり、ベルに向かって迫ってきた


「はあ、その程度?土砂っていうのはね、こういうの『土砂』!」

「なっ、はあぁ!?」


ベルが同じく土砂を唱えると、大地が大きく波打ち、男の放った『土砂』とは比べ物にならないほど大きな土砂の波が起こり、男の起こした波を飲み込み、男を肉の塊に変えた


「ふぅ、メル~!もう行くよ~!」

「あ!は~い!」


そういって、アリで遊んでいたメルが、ベルの元に走ってきた


「何してたの?」

「アリさんと遊んでた!」

「そっか~♡」


そんな調子で、ベルとメルは再び歩き出した。

何回か盗賊と遭遇しながら五日ほど平原を歩いていると、ついに、大きな石の壁で囲まれた、大きな街、魔動都市アルカナが、ベルとメルの目の前に現れた

これからは一応レビュー乞食しようと思いまして、

皆さん!ブックマークなどお願いします!作者のモチベがむっちゃ上がりますので!!

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