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生まれ変わればいい人生?  作者: カマーチ
魔動都市アルカナ編
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盗賊団隊長「ゲルサル」

ベルはまた洞窟に戻ってきた、すると中から剣が交わり、ぶつかり合う音が洞窟の外にまで響いていた、ベルは洞窟の中に突入し、奥へと進む、その道中、盗賊達の死体が何体も転がっていた、ハーラが殺したのだろう、そして一番奥へと着き


「ハーラ!」

「ベルちゃん!!いいところに!手伝って!!」

「おいおい!こんなガキが増えたところで、俺は殺せないぞ!!」


ハーラは、筋骨隆々の大男と戦っていた、その手にはアニメや漫画、ゲームでしか見ない大剣を二刀流で持っていた


「うわ、何あの筋肉だるま!!」

「そう思うわよね!!!大剣二刀流とか聞いたことないし!!」

「うっせぇな!!これが俺に一番合ってんだよ!!!」


大男は大剣をベルとハーラの足に向かって斬りかかってくる、二人は可憐に飛んで躱して、ベルは大男の頭にかかと落としを食らわせる


「いってぇ~~!!!!!何すんだクソガキ!!!!!」

「足痛い…石頭…」

「ベルちゃんのかわいい足に何てことするの!!」

「俺のセリフだわ!!俺の頭になにすんだ!!!」

「はい、茶番終わり、『鎌風』」

「なっ!?」


ベルの放った『鎌風』が、大男の大剣を砕いた


「お前、強いな、殺す前に名乗ってやろう、俺は妖狐盗賊団、第一部隊隊長、ゲルサル、さあ、名乗れ」

「…ベル、ベル・エヴァーモア、肩書とかは…ない」

「私はBランク冒険者、棘のリーダー、ハーラ・キルバ」

「よ~し、覚えた、これで、後腐れなく殺せる」


ゲルサルは大剣を両手で持ち、ベルとハーラに向かって構えた


「さあ、やろうか!『筋力増強』!!」

「筋肉だるまがデカい筋肉だるまになった」

「より気持ち悪くなったわね」


ゲルサルの筋肉が大きくなり、剣の持ち手がミシミシと音が鳴る


「隊長なら、多少力を発揮できるかな?『妖刀村正』」

「あら、千歌月の刀?しかも名刀ね」

「私が作った、前より弱いけど」


『妖刀村正』の効果は、相手の位が高いほど効果を発揮する、ベルがモデルにした村正も位の高い家康の一族に不幸をもたらした刀、その名を冠するベルの村正は、王殺し、パウムスを殺すために生み出した刀である。ベルが刀を構えたと同時にゲルサルが地面を踏みしめ突撃してくる、その地面には穴が開いていた、そして、ベルは行動を目で追い、剣と刀が交わった


「いい名刀だな!!だが、俺のも名刀だぞ!!!!」

「どうせ奪ったんでしょ、剣が懐いてない!ハーラ!カバーして!」

「了解!!!風よ、加護する者に纏え『空歩』!」


ハーラの『空歩』により体が軽くなり、飛び上がる、そして上からゲルサルの頭に向かって村正を振り下ろすが防御されてしまう、だが、ベルはその隙を逃さず。


「『闇棘』!!!」

「ぐおっ!?腹がっ!」


ゲルサルの影から棘が飛び出し、ゲルサルの腹を貫く、そして体内で棘を枝分かれさせ抜けないようにし、移動を封じる。そしてその首目掛けて刀を振り下ろそうとしたが


「小癪な!!!」


ゲルサルが棘を拳で砕き、腹に刺さったまま行動可能にした


「ハーラ!今!!!」

「準備万端よ!!!光よ、悪しき者を裁け『天秤』!!!」

「グっ!ま、待て!!!!」


ハーラの放った光属性の魔術の中でも上位の魔術『天秤』は、対象が神書に記された罪をどれほど破ったかにより威力の変わる魔術、そして今回は極刑、そのためゲルサルは動きを封じられ、斧を持った石像に首をはねられようとしていた。そして、石像の斧が振り下ろされ、ゲルサルの首がボトリと落ちた


「はぁ、勝てた…」

「やったぁーーーー!ベルちゃんのおかげで勝てたわよ!!!!!」

「ふぅ…疲れた」

「ふふふ、そうね、そ、それじゃあ帰ったら一緒にお風呂でイチャイチャしましょうね♡」

「…変態さん」

「またその呼び方!!!」


そうしてベルとハーラはゲルサルの首を持って村に帰った、そして、未だ争っていた盗賊どもにゲルサルの首を見せると皆戦意喪失し、お縄に着いた、そして。


夜

ベルとハーラ、ランとサエラの四人で温泉に浸かっていた


「私お酒飲めないからただうるさいだけだった」

「ベルちゃんはまだ五歳だものね~、お酒はあと十一年後よ♪」

「お酒ってどんな味?」

「う~ん、甘いやつもあれば苦いのもあるって感じだな」

「お酒は全部おいしいですよ~」

「あ、おい!サエラ!ハーラの目隠しちゃんと持ってろ!」


その時、サエラが持っていたハーラの目隠しがハラりと落ち、ハーラの鼻から血が噴き出し、大変なことになったが、なんとかベルの貞操はランとサエラのおかげで守られた。


それから、ベルは一週間ほど村で過ごし、依頼を何件かこなし、ついに村を出る日がやってきた、一週間の間に村人全員と仲良くなっていた為、見送りは非常に豪華な見送りになっていた


「ベルちゃんや、体に気を付けるんじゃよ?ほれ、日持ちする食べ物を入れといたから、旅の道中お腹がすいたらお食べ」

「うん、ありがと、おばあちゃん」

「ベルちゃん行っちゃうの?うん、シルファお姉ちゃん、またいつかこの村に来るよ、そしたらまた遊ぼ?」

「うん!約束ね!」


そのまま、十数人と少し話して。


「ベルちゃん、絶対に無茶はしちゃダメだからね?」

「そうだぞ?ベル、あの時のハーラ、怖かったろ?」

「それぐらい危ないことをしようとしてたんですからね?」

「うん、気を付けるよ、それじゃあ、ハーラ、ラン、サエラ!またいつか会おうね!」


そうして、ベルは水龍村を後にした、次の目的地は谷の間にある、ラトル村、ベルはラトル村に続く道を歩いた

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