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俺たちの逆襲Ⅱ・フレクス解放作戦(ノーザン帝国の侵攻)  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
ノーザンアタック

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DDAY ワープアウト

「ワープアウト5分前。」

エクスペクトの館内にオペレーターの声が響く。

「全員搭乗終了です。」

乗り込んだ青のイレブンのローヤルにオペレーターが報告する。

「第五惑星圏間もなく突破します。」

「妨害作戦、作動」

「了解、全妨害ウィルス作動させます。」

ハクは、スイッチを次々に押していく。

今まで、何十年間もの間にかけて設置されていた全てのウィルスを作動させた。


防衛ステーションのスクリーンがいきなりブラックアウトした。

「どうした」

ワシンゾ准将が言った。


「判りません。センサーがブラックアウトしました。」

「停電か」

「停電の場合も非常回路に切り替わるはずです。」

「じゃあ、何の故障だ」

「判りません。」

「指令、センサーもほとんどブラックアウトしています。」

「すぐに回復するように、してくれ。技術班ただちに、故障箇所のチェックへ」

どこかまだのどかな雰囲気がステーション内にはあった。


「ワープアウト4分前」

「高速ミサイルステーションに向けて発射」

「発射」

ワープ中のエクスペクトから大型ミサイルが10発発射される。

イスワタの空は晴れていた。

「おはようございます。大統領」

ケアル・ナウの邸宅にスタンレー補佐官が迎えに来ていた。

「おはようスタンレー君。今日もよろしく頼むよ」

邸宅を出つつケアル・ナアは少し胸騒ぎがした。


「ワープアウト3分前」

ローヤルはインカムを握った。


「みんな、ここまでご苦労様。

今までのノーザンの傍若無人のテロ攻撃に対して、何もしなかった。

しかし、奴らは図に乗って更にテロを仕掛けてきた。

我慢にも限界がある。

今回、逆襲に出る。

目標は軍事ステーションの破壊と、後方でのほほんと殺人計画を練っている

ケアル・ナアと議会、軍部の参謀連中だ。

だが、今回の作戦は伊達と酔狂だ。

そんな作戦で死ぬなんてばかげている。

全員の無事の再会を祈っている。」

マイクを置く。

「お前こそ死ぬなよ」

「ふん、史上初めてのノーザン帝国本土への攻撃なのに、死ぬなよなんて、ふざけているぜ」ジョー。

「やろうドモ、突撃あるのみだ」

バーレイが叫ぶ。

「ワープアウト2分前」

ローヤルはみんなの叫びを無視する。

「ウイルスに感染しているようです。」

シンゾッバが准将を振り返って叫んでいた。


「偵察機より入電。イスワタの衛星圏に入ってくる艦影あり」

「直ちに第一級戦闘配置に付け。全星域に第一級警報」

「警報発進装置が故障しています。」

「発行信号でも何でもいい。直ちに回りに緊急事態を継げよ」


「ワープアウト1分前」

「ステーションから緊急信号上がりました。」

「前期発進準備」

「ワープアウトと同時にミサイル全弾発射」

「放送ジャック用意」


「衛星圏に重力波」

ステーションはパニックになっていた。

「どこにだ。」

「センサー不調で特定できません。」


「ワープアウト10秒前」


「ミサイルです。」

宇宙ステーションの目の前に、大型ミサイルが10、出現していた。

そして、それがステーションに突入してくる。

ステーションの全員は思わず立ち上がっていた。

「3、2、1、ゼロ」

閃光がステーションを包んだ。

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