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毒樹の果実  作者: ヒゲ博士


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真壁と黒木の調書2

壁:どうやら。貴方たちを襲撃した男は、既に実行に移したようですね。


黒木:……。


真壁:現場は混乱しているようです。まだ犯人の素性も特定には至っていないようですね。


黒木:なぁ。あんたはどう考える。


真壁:……何がですか?


黒木:あんたがどんな人か知らねぇけど、悪人って生まれついてのものじゃないだろ?あとからなるもんだ。

黒木:だから死んでいった兄弟達も、そこらにいるおばさんも、罪を犯せば平等に裁きを受けるんだ。俺もそうだ。

黒木:だったら……

黒木(椅子から立ち上がる。)

黒木:あんたの仲間が罪人になったら、平等に、裁くんだろうなぁあ!!!


真壁:それは…そうです。


黒木:ならやった奴の名前を教えろよ!!


真壁:まだ正式な発表は


黒木:てめぇ知ってんだろ!!!言えよ名前!!教えろって!!俺が始末つけてやるからよ!!


真壁:だからわからないんですって…。


黒木:お前自分のこともわかってねーんだな…羨んでたんだろ。幸せそうな二人を見てそこにいたいって!!


真壁:落ち着きなさい。


黒木:俺がお前にできなかったことやってやるよ。俺がムタってやつをやってやるよ。だから。

黒木:返せよ!!俺の兄弟、親分…死んじまったじゃねぇか。返してくれよぉお!!!


真壁:…申し訳ない。


黒木(椅子をカメラに投げて、スクリーンを壊す。以後音声のみ)

黒木:あんたの言葉は、なんか空に浮いた雲みたいだ。


真壁:……すみません。


黒木:はは。ははは。お前ら絶対こ______________



(通話遮断。機器の故障と思われる)


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