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じゅんけいさん。  作者: ジョウビタキ子


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ギャーッ


娘のツボがとても浅くなっています。


自然しかない場所は


スマホを見なければ花鳥風月+虫


くらいなものなので


今日も鳥を見ていました。


ムクドリです。


家の隙間に巣を作られたくないらしくて


父が去年、頑張って塞いでいました。


今年は大丈夫そうですが、


家の近くの電線で


ギャーギャーと


ずーーーーーっと鳴いています。


娘は


また巣を作っていないか確認したくて


ムクドリがどこへ飛んでいくのか見ておこうと


ずーーーーーっと飛ぶのを待っていました。


すると


ムクドリの右斜後ろから


カラスが飛んできました。


でっかいミミズを咥えて。


娘は


カラスが飛んできた


でっかいミミズを咥えている、を


気付いていましたが、


ムクドリは


背後のカラスに気付くのが


ワンテンポ遅れたようです。


なので


至近距離に現れた


でっかいミミズを咥えたカラスを


視界に映した瞬間


『ぎゃーーーーーーーー!』


と、叫んで逃げて行ったんです。


コレが娘の


浅くなっていたツボにハマってしまい


1人で大笑いしました。


ムクドリが


ぎゃーっと鳴くのは知っていましたが、


カラスに驚いて叫んで逃げたムクドリと


何も気にせず大きなミミズを咥えて飛んでいくカラスの


温度差が本当に可笑しかったんです。


これが分かってほしくて


父にも


母にも


兄弟にも


言いました。


全員


それで?


どういうこと?


そんなに面白かったか?


と、冷めたお顔でした。


娘は…


疲れていたんでしょうか。


でも、あの時のムクドリ


本当に面白かったです。


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