おおたにさーん
ハウスの温度がとんでもなく上昇する時期。
お昼は休憩が取れるようになります。
その分、夕方の作業時間が長くなりますが、
お昼にゆっくりできるのは嬉しいです。
そんな時期に始まっているのが、
MLBです。
父はMLBが見られるのを
とてもとても楽しみにしています。
なので、
きゅうりの荷詰めをしている時も、
いつもは12時まで
時間いっぱい仕事をするのですが、
「おおたにさーん、見てきていい?」
と、娘に聞いてくるんです。
「いいよ〜」
と快諾すると、手袋を急いで外して、
家の中へ入っていきます。
娘がいつも通りお昼まで荷詰めをして
お昼を食べに行くと、
父はもう寝っ転がって
休憩&観戦モード。
眠気と戦いながら
一生懸命見ています。
この状態の父を見て母は、
「見てー。
目が開いてるか開いてないか分からないでしょー」
とケラケラ笑っています。
確かに。
起きているのかどうか分からない。
「起きてるよ〜」
小さな返事が返ってきました。
まだ観ているらしいです。
でも、
これはもうすぐ寝るでしょうね。
MLBは録画もしているので、寝ても平気なんでしょう。
この、「おおたにさーん」の活躍を見ながら
昼寝をするのが
至福のひとときらしいです。
娘は野球にあまり興味はありませんでしたが、
毎日一緒に見ていると
少しずつ選手を覚えてきますので…
「マンシーは?マンシー出てる?」
「出てるよ〜。エラー出した」
「え!頑張れマンシー!」
「ウィル・スミス…俳優の?」
「違う〜キャッチャーよ」
「おぉ。普通にいい顔」
「フリーマンが打った!さすが!」
「おぉ〜!素晴らしい〜!」
「お母さんはねー、マリナーズ応援してるからね!」
「キケ・ヘルナンデス…テオスカー・ヘルナンデス…
え?ヘルナンデス2人いるの?」
「そう〜。2人いるの」
「お母さんは、マリナーズ!」
などなど
家族の中で色々話ができて楽しいですね。
仕事漬けの毎日ですが、
こうして一つでも好きなものがあると
いい気分転換になります。
「やっぱりマンシーがいいね。
あの…打つ時のフォルムがテディベアみたいでかわいい」
「……はは。腹が出てるな〜」
寝っ転がったまま父が笑っています。
もう寝たのかと思っていました。
まだ起きてたみたいですね。
この3分後。
いびきが聞こえ始めたので
テレビのボリュームを下げ、部屋の電気も消して、
コーヒーを持って、別の部屋へ移動した娘。
善意の行動でしたが
思いの外、快適すぎたようです。
「寝過ぎた〜!」
と慌てて家から出てきた父。
ふふ。
たまにはいいんじゃない?




