ハウスの温度事情 2
春先から初夏あたりのハウスの中は、地獄です。
すぅっと山間から太陽の光が差し込むと、
すぐ25℃を超え、
ぐずぐずと作業をしようものなら
30℃、35℃…と、温度計のメモリが上昇し、
湿気と暑さで頭がぼーっとしてきます。
この頃には
日が昇る前の、
薄明るい時間帯が1番涼しいです。
その時間帯にハウスに着いていると
心も体も余裕が持てるのですが、
娘は朝の支度が遅いので
時間を逆算すると
遅くても5時には起きないと無理です。
理想は4時起きですね。
眠いです。
でもここで頑張っておかないと
ハウスの中がすぐ暑くなります。
太陽は待ってくれませんから。
もう
毎日気合いで起きるしかありません。
朝一からきゅうりの収穫をし、
太陽が真上に来る時間帯は荷詰めです。
お昼のハウスは
人間の入れる温度ではないので
荷詰めが終わっていればお昼寝です。
でも、3時頃にはまたハウスへ。
暑いです。
ものすごく暑いです。
意味がわからないくらい暑いです。
太陽がもう少し沈んでくれないと
ハウスの中に長時間は居られないので
少し作業をしたら外へ出ます。
冬だったら
「はぁ〜涼しい〜」
と、冷たい空気でリセットされるのですが
この時期は外もそこそこ暑いです。
灼熱のハウス作業から
真夏の日陰へ休憩に行く感じです。
「あつい…風吹いて…」
「アイス買ってこようかー…」
「いいね〜…」
「行ってきてー」
「え〜?娘が行くの?」
「お母さんはこんな格好だもの」
娘も大概な格好ですよ?
「…わかった。行ってくる。父もいる?」
「ん〜?今日は食べようか〜」
暑い時期のハウス作業は
涼しい時間帯メインで、休憩多め。
これが鉄則です。
無茶は禁物です。
アイスを買いに行く時、
隣のハウスのおじさんが
「暑いね〜お疲れ様〜日傘かね〜?」
と声をかけてくれました。
「暑いね〜。そうそう。これ以上日焼けしたくないから〜」
そう娘が返すと、
おじさんは うんうん と頷いて、
「日焼けか〜。ああでも、あれあれ、ハウスのビニールは紫外線カットの効果もあるぞ?」
と教えてくれました。
え?
ビニールハウスのビニールは…
あんなに太陽光を通しておいて…
紫外線カット機能付き??
信じられないっ。
どうしてそんな効果があるのか。
どうしてその効果が必要なのか。
どれくらいカットしているのか。
日焼けはどれほど防げるのか。
調べたいのに…
暑くて暑くて
調べる気が起きない娘です。




