ハウスの温度事情 1
真冬の早朝に思うことは
「早くハウスに入りたい」です。
ハウスの中、あったかいんです。
ほどよく湿気もあるので、
父はよく「ハウスに居たら風邪はひかない」
と絶対的な信頼を持って言っていますね。
確かに、分かる気がします。
このハウスの温度事情。
大きな影響を与えているのは太陽だと思います。
横からすぅ〜っと太陽が顔を出すと
ハウスの中の温度もすぅ〜っと上がっていき、
冷えていた手足の末端まで血が巡ります。
ほかほかとした体に満足しながら
きゅうりを収穫しますが、
太陽の位置が高くなり始めると、
その効果が発揮され始めます。
先程までの暖かい幸せな時間が
汗が流れる暑さに変わるんです。
「…27℃」
天気が良ければ
真冬でもちゃんと温度は上がります。
お昼頃には30℃以上になることも。
太陽の動きに合わせて
ハウスの中の温度が変わるんです。
30℃を超える時は、真冬でも夏の格好ですね。
太陽の熱がきゅうりを育ててくれるので
大変ありがたいですが…
やっぱり暑いです。
かと思えば、
夕方には太陽の動きに合わせて
ハウスの中の温度もすぅ〜っと下がります。
「今何度でしょうか〜?」
「ん〜……15℃」
「15かぁ〜……惜しい。16℃」
「16だったか。寒い寒い。上着上着。ズボンズボン」
夏の格好のままでは風邪を引く温度ですね。
冬の間は
作業の終わる頃に最低気温の当て合いを父とします。
夏の格好のまま2人で温度計を見に行きます。
当たる日もあれば、外れる日もあり、
忙しければパッと温度計を見て終わるだけの作業ですが、
自分の感覚で温度を当てるのは
意外と楽しいです。
真冬のハウスでは
服の着脱が忙しいですが
割と快適です。
あぁ。
曇りと雨の日は
ハウスの中もしっかりと冬ですね。
こればかりは寒さに耐えるしかありません。
仕方がない、という感じです。
問題は春先から初夏辺りですかね…。




