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23-3.潜入
木子は見ているうちに親指を伸ばした。木子は健さんが頭の働かない人だと思っていたが、こんなに頭がいいとは思わなかった。実は、このことも健さんが考えだことではない。そうさせたのは独旦で、健さんは任務を遂行しただけだ。
これを終えると、健さんは木子を連れて素早く逃げた。まもなくビルの中にはチップマンが電力装置の修理をするから。
この電力装置は森健の地図に表示されている。1階のドアの電源をコントロールではなく、階段と階段の間の電子ドアの電源をコントロール。そのためその装置を故障しても、管理職がビルに侵入したと疑われることはない。
独旦と北澤は最初の監視カメラの死角に隠れていた。2階の電子ドアから今の距離まだ二つの監視カメラを離れている。
電子ドアのカード読み取り機から緑の光が消えた。独旦は知っている。健はもう電力装置を破壊した。独旦と北澤は目を交換し、監視カメラ下の盲点にくっついて、電子ドアに接近した。カメラは動ける。一周を回すのは5秒しかない。独旦はこの5秒のチャンスをつかんで、早めにドアに入った。カメラが再びドアの前をスキャンしたとき、ドアは閉まっていた。何の異状もない。
TBC




