3 警察の思惑
愛知県警における捜査会議は紛糾していた
なにせ今まで名古屋市で起こったいた数々の放火事件がすべていじめや犯罪の報復であったことがあきらかになったからである
それも警察の捜査によって、ではなく、一動画投稿者の動画によってである
警察の威信は地に落ちていた
放火犯が捕まっていれままだ言い訳はできた
だが
放火犯は捕まらない
被害者は実は加害者だった
となれば
「警察は何をしているんだ!」
ということになる
警察の無能がダブルパンチで現れたのだ
マスコミが食いつかないわけはなかった
「今まで一体何を捜査していたのだ!」
と捜査一課の長である岩崎警視正からの叱責
警察庁からの非公式のさっさと解決しろとの圧力
警察内部の派閥どうしによる責任の擦り付け
まさに
『事件は現場で起こているのではない
会議室で起こっているのだ!』
であった
その余波は、責任とは全然関係のない所轄に及び、巡査部長による、動画投稿者への聞き込みという名の犯罪者への仕立て上げへと相成るのであった
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第二話の裏話でした
どこの組織もしたっぱーずは悲惨ですね




