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サンガリオン  作者: 白野シャチ
三章 奈落の迷宮

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129/131

129話

 クロエに修行をつけてもらってからどれぐらいの時間が経ったのだろう。

 下半身が地面に埋まりながらそんなことを考えていた。

 クロエは呑気に草をパクパクと食べていた。


「ルクス、どうだ、強くなれそうか?」

「・・・わかりません」

「素直でよろしい」


 俺が何故、地面に埋まっているかというと斬撃を飛ばれるようになってからいきなりクロエの速度が上がり最初の頃は対処出来ていたが疲れが出てきて徐々に追いつけなくなり釘のように地面に打ちつけられたというわけだ。

 そして今は休憩中というわけだ。

 ポリポリと音をたてながら草を食べる姿はまさしく兎だ。

 どうやれば勝てるのだろうか。どんなにシミュレーションしても勝てるビジョンが浮かばない。これならあの少年がまだマシだったか。


「んー、どうしよう、未発達だけど冷気を一応、使える」


 ウサギって確か急激に気温差に弱かったはず、冷気をまともに使えるようになれば勝ち筋が見えてるのだろうか。

 手に魔力を集めると冷たい白い煙が発生する。目を閉じ氷塊をイメージする。

 手にずっしりと冷たい何かが乗っかる。目をゆっくりと開くと氷塊が乗っていた。

 氷塊を飛ばすイメージをすると手に乗っていた氷塊は真っ直ぐ飛んでった。


「出来た?」


 手のひらを前に向けてもう一度やってみると氷塊を撃ち出すことが出来た。


「ふぅー、やってみるもんだな」


 その光景を見ていたクロエは口を開いたまま硬直していた。

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