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サンガリオン  作者: 白野シャチ
三章 奈落の迷宮

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128/131

128話

 クロエを持ち上げるために魔力を全身に巡らせ感情に任せて起き上がる。

 ゆっくりとクロエを持ち上げることに成功した。

 頭に乗るクロエは満足そうにしているようなオーラを感じるが怒りでクロエを振り払おうとするも触れる瞬間に上に飛び回避する。


「ようやくかい、全く遅いんだよ」

「何がしたかったんですか」

「お前さんが使っていた身体能力強化をちゃんとしたものにするためにな。――偶然出来ただろうお前さんの身体能力強化では、真の効果に程遠かったが今、それがちゃんとしたものになったわけだ」


 何も変わっていないような気がする。


「なんか変わりました?」

「・・・何も気付いてないのかい」


 ん?どういうこと。何も変わってないよな。そう思って軽く薙ぎ払うと何かを斬った感触が伝わってきた。

 目線の先にある十メートル先の木々が切れていた。


「え?え?え!?」

「斬撃飛ばせたじゃないか」

「今までの苦労はいったい?」

「何言ってるんだい。魔力を巡らせるためには必要だったんじゃよ」


 本当にそうなのだろうか。待てよ、今ならクロエに一矢報いれるのではないか。

 頭に乗っていたクロエは回転しながら飛び降りて俺を指差す。


「さぁ。かかってこい!」

「行きますよ!」


 全力で上段から振り下ろす。青白い斬撃が大地を抉りながらクロエに向かう。

 クロエはニコッと笑い俺の斬撃を赤子の手をひねるように蹴り飛ばす。


「まだまだだね」

「これもダメですか」


 ムキになって何度も斬撃を飛ばすがクロエによって蹴り飛ばれる。

 コイツに何やっても勝てる気がしない。

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