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サンガリオン  作者: 白野シャチ
三章 奈落の迷宮

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115/131

115話

 死神は静かに俺を見ている。その視線は背筋が凍るほど冷たい。


「動いたら殺すって感じな」


 緊張が走る。

 死神はゆっくりと大鎌を振り上げ頭上に到達すると黒い煙が集まり始める。

 嫌な予感がした瞬間。

――ズバッ

 空を狩る音が聞こえた。大鎌の軌跡が半円状の斬撃として残されていた。左腕を上げ振り下ろすと斬撃が解き放たれる。

 二本の分厚い柱を最も簡単に切断してゆっくりと進んで来る。


「やばい!」


 死神は二発目を作ろうとさっきと同じモーションをする。止めないとやばい。

 俺は助走をつけ斬撃を飛び越え死神に斬りかかる。何故か空中で停止していた。


「え?」


 死神の瞳は真っ赤に輝きを放っていた。瞳の光が強くなった瞬間。俺は謎の力で吹き飛ばされ壁にめり込む。息ができないほど謎の力で押しつぶされそうになっている。

 俺の第二の人生はここで終わりか。

 死を覚悟した瞬間。月影に魔力がものすごい速さで吸い込まれていく。

 枯渇しそうになるまで月影に吸われた。

 意識を気力で保たせ月影を強く握ると月影は答えるように眩い月のような光を放つ。

 謎の力の拘束が解けようやく息が吸えるようになった。


「ゴッホ。・・・なんだったんだあの光は」


 月影の眩い光が収まるが薄らと光っていた。

 何故だろう。今の月影ならアンデットを倒せる気がする。

 月影の先端を向けると死神は大鎌でカードしようと前に出していた。


「防御しようとしているなら月影は聖属性がついたってことか。でも魔力がないんだよな。」


 呼吸を整えて残った魔力を纏い死神に斬りかかる。

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