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サンガリオン  作者: 白野シャチ
三章 奈落の迷宮

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109/131

109話

身体から余計な力を抜きスライムの動きに注意深く観察する。ムカつくことに悠々とお茶を啜っている。ほんと、こいつムカつくな。

 何処から出したのか、わからないお茶菓子を食べ始めた。そのタイミングに合わせスライムに近づき、全力で振り下ろす。

 ――キーンっと刀と刀が衝突し火花を散らす。


「な! こいつ!」


 スライムは、正座したまま俺の一太刀を容易く弾きゆっくりと立ち上がりニヤッと笑う。

 下段から一撃。

 油断していたのか驚いた顔をしてスライムは避け攻撃モーションに入る。

 間髪入れずに中段から薙ぎ払い。

 避けられないと悟ったスライムは人型を解除してゼリー状の身体に戻る。蹴りやすい形状になってくれたことを感謝しよう。

 スライムは俺から離れようと飛び跳ねた瞬間にサッカーボールのように蹴り壁に衝突させる。

 壁に貼り付いたスライムは、ゆっくりと床に垂れていく。スライムに近づく頃には、スライムは、元のゼリーの球体に戻っていたが左右にプルプルと揺れている。


「さて。トドメ刺しますか」


 自分の課題が見えた気がする戦いだった。ありがとうな。スライム。

 半透明の身体の中に魔石みたいなモノを見つけその魔石に目掛け突きを放つ。

 剣先が魔石に触れると縦に割れるとスライムの身体は液体となり蒸発した。


「終わった スライムの魔力操作は真似する価値ありそうだなぁ」


 ――ガタン

 部屋の奥から物音が聞こえ音がした方へ目を向けると下に向かう階段が出現した。

 そろそろゴールが近いと良いんだけど。

 そう思いながら階段を降りていく。

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