4/11
2-2
この作品は同性同士の恋愛を取り扱っています。
嫌悪される方はご遠慮ください。
「っんだよこれ!」
顔を上げると駿の顔
「~~~~っ」
顔に熱が集まる。目の前にある駿の顔は何も変わっていない。
「事実」
(さらっと答えやがったこいつ)
一度上げた顔を再び戻す
「ははっ」
駿が手を伸ばす。前にながれた髪をそっと救い上げた。
開けた窓から風が流れ込んだ。
「真っ赤」
駿が笑ったのがわかった。
むず痒いきもちのまま静寂が訪れる。
(「大貴!大貴!なんか二人の世界になってるんですけど!!」)
(「そっとしておいてやれ」)
まぶしそうに俺を見つめる駿とうつむいたまま固まる俺。
早く書かなきゃなんないのに俺の手はなかなか動かなかった。




