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貧民出身の俺、王立剣術院で半年間ただ素振りしてただけなのに“完成された剣”だと見抜かれて最強への道が始まった〜姉妹を取り戻すために成り上がる〜  作者: シラセユウ


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反転

お読みいただきありがとうございます!


少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

空気が揃う。



ルー・シャウが踏み込む。


低い軌道。


鋭い一閃。



敵が受ける。


止まる。



その横。



フィオの双剣が滑る。



刃を流す。


体勢を崩す。



「……っ」



そこに。


シンが入る。



ドォンッ!!



押し込む。


間を、こじ開ける。



「……今だ」



レオンの声。


短い。


迷いがない。



グリードが踏み込む。



ドォンッ!!



大剣が叩き落ちる。

防がれる。



だが。



止まらない。



「ちっ……!」



まだ足りない。



奥。



動く。


精鋭。



さっきのやつ。


こっちを見ている。



来る。


速い。



今度は、こっちだ。



踏み込む。



受けない。


半歩、外す。



ギィンッ――!!



擦る。


軌道を、ずらす。



だが。



止まらない。


もう一度、来る。



横。



速い。



「……っ」



間に合わない。


引く。


頬に、熱が走る。



浅い。



でも。



「……見えた」



呼吸を止める。



もう一度。


来る。



今度は。


避けない。



合わせる。



刃をぶつける。



ギィンッ――!!



真正面。


弾く。



その瞬間。



ほんの一瞬。


遅れる。



そこだ。



踏み込む。



腰を落とす。



捻る。


溜める。



一気に――



「フィネア!!」



ザンッ――!!



斜め下から、斬り上げる。



空気が裂ける。



遅れて、音が来る。



相手の剣が弾かれる。


体勢が崩れる。



「……っ!」



レオンが入る。



一閃。



深く。


入る。



グリード。



ドォンッ!!



叩き潰す。



崩れる。


完全に。



ドサッ――



落ちる。



止まる。



一瞬。


静寂。



「……倒した」


誰かが呟く。



次の瞬間。



「押せ!!」


声が上がる。



ヴァルクレインの兵が前に出る。


一気に。


押し返す。



流れが、変わる。



横。



シンが立つ。


無言。



ルー・シャウが息を整える。


「……悪くないわね」



フィオが笑う。


「いい一撃でした」



「……どうも」


小さく返す。



まだ、手が震えている。



でも。



さっきまでとは違う。


確かに、通った。



「……行くぞ」


レオン。



もう迷いはない。



グリードが笑う。


「次は全部ぶっ潰す」



リシェルが立つ。


「……まだやれる」


その声は、もう揺れていない。



前を見る。



煙の向こう。



まだ、敵はいる。


だが。


流れは、こっちだ。



「……崩す」



踏み込む。



前でシンが押す。


左でルー・シャウが裂く。


右でフィオが流す。



その間を、抜ける。



通る。


押し切る。



その一撃で。


前線が、押し上がる。



止まっていた流れが、動く。



「……前に出る」



守りじゃない。


……このまま押し込む。

ここまで読んでいただきありがとうございます!


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