表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捜査立会人 ~オブザーバー~  作者: 如月いさみ
捜査立会人 ~オブザーバー~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
54/76

迷宮のダイイングメッセージ 1

 青い空が広がり気温は朝から高く30度を超えていた。

 天埜天加は汗を搔きながら通う大学の門のところで親友の花畑友視を待っていた。


 今は夏季休暇で泳ぎに行こうという話になったのだ。

 が、友視と共に現れた人物を見ると上げかけた手を止めてピシっと固まった。


「何故、的場……」

 探偵が、と天加が言葉に出す前に友視が前に立つと

「あのさ、的場がプールなら一緒に行くって言ってんだけど、いいか?」

 と告げた。


 天加は友視をジッとみて

「花畑は的場……探偵を知っているのか?」

 と聞いた。


 的場哲二はそれに苦笑しながら

「的場で良いぜ、天埜」

 と告げた。


 友視は驚きながら二人を交互に見て

「え? 的場と知りあったんだろ? 的場からお前が仕事のとき教えてくれって言われたから現場で出会って仲良くなったのかなぁって思ってたけど」

 と笑った。

「俺ん家は母さんが的場の母さんの知り合いだったんだ」


 天加は「おぅ」と思わず声を零し

「だからこの前の現場にほぼ到着直後に来たのか! 同じ大学のご近所だけじゃなかったんだ!」

 と内心呟き

「俺は良いよ。行こうか、花畑に的場」

 と都営プールへと向かった。


 夏休み真っ最中の7月の終わり。

 人々の多くがあちらこちらへと活動的に動き回る時期である。


 だが、区営プールはスライダーや波のあるプールなどはなく。ただ25mの変哲のない普通のプールと浅い目のプールが二つあるだけの簡易な作りであった為に人気がなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ