リュージュ、魔獣避けの成果を知る、おまけに魔族の少女と会う
ずっとリュージュ1人でしたが漸く仲間が登場します。
翌日、昨夜よりはぐっすり眠れて爽やかに目が覚めた。
「さて、効果はどうだったかな、追っ払うぐらいは出来ている筈なんだけど……」
僕は外に出た。
「……………………………………………………」
バタン。
一旦、ドアを閉めた。
今、何かどでかい物があったぞ?
「朝早いからまだ寝ぼけてるのかなぁ……」
気のせいだと思い、もう一回外に出た。
「……夢じゃなかった」
家の前に倒れている物体。
間違いなくドラゴンでした。
気を失っているだけじゃないか、と恐る恐る近づいてみたけどびくともしない。
どうやらもう死んでいるみたいだ。
「効果ありすぎじゃないか……」
自分で作ったけど引いた。
「とりあえずどうしようか……、何処かに引き取ってもらうしかないよね、だとしたらギルドか、しかしコレどうやって持っていこうか、出張買い取りとか出来ないかな……」
僕は対応に困ってしまった。
と、
「うぐぐ……、だ、誰か助けてくれぇ……」
ドラゴンの下から声が聞こえた。
「えっ!? 誰かいるのっ!?」
僕は思わず声をする方を見た。
そこには見た目10代の頭に角を生やした女の子がいた。
「つ、潰れてしまう……」
「ちょっ!? 今引きずり出すからっ!!」
僕は女の子を引きずり出した。
「うぅ、助かった……、礼を言うぞ」
「いやいや、半分は多分僕のせいだと思うけど……、このドラゴンはもしかして君の?」
「いや、コイツは私が所属している竜騎士部隊から逃げ出した奴なんだ。 追っていたらいきなり苦しんで私の乗っていたドラゴンとぶつかって気がついたら下敷きになっていた」
とりあえずこのドラゴンは彼女の持ち物ではない事に安心したけど今気になる事を言った。
「竜騎士部隊ってもしかして魔王軍の?」
「あぁ、私は魔王軍所属の竜騎士部隊一番隊隊長の『メーヴ』と言う」
……いきなり魔王軍の幹部と出会ってしまった。




