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幕間 一方、王城では

 リュージュが辺境で奮闘している頃、王城では……。


「……という訳でリュージュ王子は井戸掘りをしているそうです」


「ふむふむ、やはりアイツの魔道具はああいう場所でないと活用出来るものじゃ」


 密かにリュージュに付けている部下の報告を受けてリュージュの父であるジュベル・オラルドはうんうんと頷いていた。


「……国王様、一つ聞かせて頂きたいんですが、何故リュージュ王子をあの様な辺境に行かせたのですか? 例え国王にならなくても宰相やある程度の地位は差し上げても文句は出ないのではないか、と」


「儂もそれは考えた、しかしそれを与えるにしても周囲の評価は低すぎるのじゃ……」


「今更ですが、これまでの魔道具の件を公表した方が……」


「そんな事したら、スカウドのプライドが傷つくし何しろ王妃が黙っておらんだろう」


「王妃様はスカウド様を贔屓してますからねぇ……」


 部下とジュベルは、はぁ〜と深い溜め息をついた。


「自分の子は無条件で可愛い筈なのにどうして偏ってしまったのだか」


「一応、王妃様に関しても調査をさせています。 まだ確実ではありませんが怪しい部分もあるそうで」


 部下がそう言うとジュベルは苦い表情をした。


「結果によっては厳しい選択をしなければならんかもしれんな」


 王都では静かに不穏な空気が漂っていた。

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