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リュージュ、水脈を当てる

 ガガガと言う音と共にドリルが土を砕いていくのが紐を通して振動が伝わりわかる。


「水脈が当たるのはわかるんですか?」


「うん、音とかでわかるよ、一旦引き上げてみようか」


 僕は紐を引っ張ってドリルを引き上げた。


「水脈に当たればドリルは濡れているし湿気がついた土がつくと思うんだ」


「まだ濡れてないから当たってはいないみたいですね」


「そう言うこと」


 再びドリルを地下に落として掘り進めてたまに引き上げて様子を見る、そんな事を何回も繰り返し、数時間。


「あっ、ドリルが濡れてますよっ!」


「紐も濡れているから間違いなく水脈に当たっているね」


 漸く水脈に当たったみたいだ。


「ここからは私に任せて下さいっ!」


 そう言ってマリーは穴へ降りようとした。


「ちょっ!? 何するのっ!?」


「ご心配なく、水に魔力が無いか調べて対処するだけですから」


「水に魔力があると何か良くない事があるの?」


「多すぎると体調不良を起こしやすいんですよ」


「流石に飛び込むのはマズイから梯子をかけてから降りよう」


 僕は梯子を降ろして下へと降りていった。


 底に降りると足が埋まるぐらいの水溜まりが出来ている。


 マリーが水に手をかざすと水が光輝いた。


「うん、問題はありません。 この水だったら大丈夫です」


 とりあえず安心した、せっかく掘ったのに使えなかったら掘り損だ。


 後は整備すれば井戸は完成だ。


 


 

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