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リュージュ、本格的に井戸を掘る
「う~ん、久しぶりの太陽は気持ちいいなぁ」
雨が上がり久しぶりに外に出た。
「地面もひび割れていないし井戸掘りを再開するぞ」
「井戸を掘ってるんですか?」
「そうだよ」
マリーが聞いてきたので答えた。
「これからドリルを使って更に深く掘ろうと思っているんだ」
僕はマリーと一緒に井戸掘りの現場へ向かった。
穴の中を覗いてみると雨の影響で水が溜まっている。
「まずはこの水を出さないといけないな」
「それでしたら私に任せて下さい!」
そう言うとマリーは穴に向かって唱えた。
「恵みの雨よ、この地のエネルギーとなり繁栄を支えよ」
その瞬間、雨水はどんどんと減っていき穴の底が見えるようになった。
「今のって……」
「私は水を操る事が出来るので」
えっへんと胸を張るマリー。
傍目から見れば小さい子がお姉さんっぽく見せてる様に見えるんだけどそれは黙っておこう。
「さぁ、魔導ドリルの出番だ」
僕は紐のついたドリルを穴へと入れていった。
「リュージュ様は中には入らないんですか?」
「勿論入るけど紐を通して魔力を流してドリルを動かす事が出来るんだよ」
紐に魔力を流すとドリルは穴を空け始めた。
「へぇ~、人の知恵とは凄いですねぇ」
マリーは覗きながら感心していた。




