↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔道士の挽歌 その照準は魔法の世界に何を見るか!  作者: Wahrheit2026


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
88/92

第88話 デデルートの黒き閃光 そして勝負はおあずけ

お読みいただきありがとうございます


最近投稿が遅くなり申し訳ございません。


よろしければ評価、ブックマーク、ポイント、感想をよろしくお願いいたします。

デデルートの表情が変わり、妖艶な体の全身からすさまじい魔法力が噴出する。


レンガ造りの建物にわずかに残っていたガラス窓がすべて砕け散り、周囲に赤い光と共に突風が巻き起こる。


マリエッタはCZ・P10を構えるのをやめて即座に亜空間へと銃をしまった。


次いで銀色の愛用の杖を構える。


デデルートがニヤついた口元と笑っていない目元をぎらつかせた瞬間。

「フィンステルニスリヒト!!!!」


マリエッタが杖を構えた直後、真っ暗な黒い線がデデルートの右手人差し指から放たれる!


マリエッタは緊急回避を試みた!


無音で迫る黒い閃光はマリエッタの背後にあったレンガ造りの建物を貫通し、音が全くしない。


建物が細胞分解するかのように消滅し、火をつけられたプラスチックのように溶けていく。


間一髪かわしたマリエッタだが、彼女の防御魔法の一部が貫通し、溶けたように防御魔法の光の壁が欠けている。

さすがのマリエッタも正直一瞬とはいえ恐怖を感じた。


「あんた、さっき私が適当に狙ったと思ったの?」

デデルートの発言にマリエッタははっとなった。


マリエッタの装備を入れた腰のポーチがピンポイントで千切れ、そこから零れ落ちた魔法凹が開いてしまい装備をこぼしてしまった。



“しまった!?”


マリエッタは意識を銀の杖に集中させる。


杖の宝玉が光り輝き、凍てつく冷気が凝縮されていく!


「グレッシャープファイル!!!」


杖の先から氷河の鋭い矢が高速で放たれ、デデルートに襲い掛かった!


デデルートは舌打ちしながらそれをかわすが、どこまでも彼女を氷河の矢が追尾していく。


その隙に一瞬でそれをかき集めたが、一つだけない!


「これ気に入ったからもらうね~♬」


デデルートの手にはいつの間にかマリエッタが持っていた拳銃・ヴァルターP38モーゼル社製が握られていた。


「返せ泥棒!!」


「魔界の貴族に泥棒呼ばわりはないでしょ~♬あなた達だって敵から武器とか魔導書を鹵獲してるじゃない♬」


するとデデルートの姿が透明にかすみ始めた。


まるで映像が消えかかっているかのように見える。


「あ~んもう!これだからこの子修行不足なのよ~♬せっかくいいところだったのにぃ♬」


「まて、悪魔!」


「悪いけど今日はここまで♬この子裸になるから毛布でも掛けといてあげてね♬あとこのピストルって武器、もらっとくね♬私気に入っちゃった♬」


デデルートはヴァルターP38(1941年モーゼル社製)を自らの胸の谷間から小さな魔法箱を取り出し、女性もののバッグ大の大きさに瞬時で大きくなったその中にほうりこんだ。

即座に魔法箱を小さくして胸元に入れなおす。


「また近いうちに会うことになるわヴァーンズハイトの第一級魔導士さん♬」


黒い煙が全身を覆った直後、セクシーな悪魔貴族はその場から消えた。


その場に残されたのは全裸で仰向けに倒れる一人のルスベルクの在野魔女だった。



「見つけたぞ、帝国魔女!」


「でかしましたよヴィタールさん!」


息つく暇もなく、その直後に聞き覚えのある声と、ドスの効いたモンスターの声がマリエッタの耳に響いた。



執筆の励みになりますのでよろしければブクマをよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。