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帝国に裏切られた最強魔導士は、異界の銃で反逆する  作者: Wahrheit2026


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第56話 魔族に堕ちた魔導士は私の凶銃が裁く!

お読みいただきありがとうございます。


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ウィラードは何かを唱え始める。

「空のかなたに集まりし光の起源よ!われの呼びかけに応じ天の怒りを呼び覚ませ!!!」


空間全体に雷が発生し、ウィラードの両手に集中していく。


“電撃魔法か!?帝国でも使い手の少ない高等魔法を使うとは!?共和国の分際で生意気な!!!”

マリエッタが内心で悪態をつく。


両手を胸のあたりで合わせ、電撃を集束させていくウィラード。

電撃は一つの球状になり、あたりに雷のような電流を流しながらウィラードは前方の禍々しい魔女へと放つ!!!

「雷鳴の裁きを受けよ!!!!サンダーミラージュ!!!!!!!!!!!」


「むっ!?」

一瞬ルナが身構えた!


本来中距離以上で放つ上級攻撃魔法を近距離から放った故に、電流特有の激しい光があたりを照らし、エリカとマリエッタはすぐに特殊ゴーグルを掛けなければ目が見えなくなりかけるところだった。


“電撃系の魔法は攻撃魔法の最上位。共和国随一の魔女の戦闘力の秘密はこれか!?生意気に上級魔法を身につけて!!!”

マリエッタは嫉妬に似た分析と悪罵を思った。


だが、ルナ・クロムシュタットの表情はニヤリと笑った。


死神の大鎌の如く鉤爪を伸ばし、それに異常な魔力を増幅させるルナ。


そして。


ドゴォォォォッッッッッッッ!!!!!!!


それでウィラードの電撃魔法を受け止めた!


「何っ!?私の電撃魔法を受け止めただと!!!?」


「こんなちんけな魔法で帝国の防御魔法を……」

「破れるとおもったかああああああああああああ!!!!!!!!!!」

そしてそれを衝撃波のように薙ぎ払ってウィラードに放った!!


「何!?まずい!!!」


ドゴギャッッッッッッッッ!!!!!!


激しくホテルの壁に叩きつけられるウィラード!


とっさに防御魔法を全開にするも、右腕上腕を切り裂かれたウィラードは出血がひどい。

かなりのダメージを受けているようだ。


「ぐっ、……ううう!」



エリカは焦った。

まずい!

ウィラードの魔法力がかなり落ちた!

元々共和国の魔導士の力は我が帝国より数段落ちるレベル。

ウィラードは何かのやり方で私たちの防御魔法を突破していたみたいだけど、どうやら一瞬だけ防御魔法を無効化する魔法を使ってたってことか?

でもそれも極めて短時間しかできないということか!?

エリカは冷徹に厳密には敵であるウィラードの弱点を観察する。


ウィラードは動揺しながらも冷静さは保つ。

“嘘だろ……。我が情報局にもこんなデータはない!?まさか帝国の連中は魔界と本気で組んでいるというのか!?”

とっさに魔法無効化を発動したが、それでもこのダメージとは……!?

やはり瞬間的にしかできないのを10秒以上展開するのはまだ難しいか!

「まさか!?電撃魔法は魔法が効かないモンスターにも有効なはず!?」


「なんだあ~、白き魔女よ?この程度かあ~?」


「ならばヴァールハイトの魔女の前にまずはお前の首からだあああああ!!!!!!!」


「やめろ!!!」

私はMG42の引き金を絞った。


金属の矢はすべてルナの手前で止まって床に音を立てて落ちた。

帝国軍第一級魔導士の強固な防御魔法はMG42の殺戮豪雨をすべて止めていた。


「なんだあ~魔女ヴァールハイト!!!!やはりおまえはカーツに寝返っていたのかあ~!!!!」


ルナの薄気味悪い笑み。


私はしかし、迷わなかった。

わざとラグナロク鋼でのコーティングをせずに撃ったのだ!


「なんなんだあ~その妙なオモチャは?」

「わかったぞ!私の部下を殺したのはそれだな!金属の小さな矢を放つ新手のいしゆみか何かだろう!!!!」


「第2級魔導士のバカは油断してやられたんだろうが第一級の私には通用しない!!!!この場でヴァールハイト一族の血を根絶やしにしてくれるわああああああ!!!!!!!!!」

両手の禍々しい悪魔の鉤爪に負の魔法力を充満させ、瘴気をまき散らしながら突進するルナ!


狙いはまっすぐエリカの首を飛ばすこと!


だが、エリカに焦る様子は全くない。


エリカはMG42のカバーを開き、魔法箱から新たな金属の帯を取り出す。

新しい金属の矢がはめ込まれた金属の帯を本体にセットし、カバーを閉じる。

手前から見て右側にあるコッキングレバーを手前に引いて戻す。


そしてエリカは金属の帯にはめ込まれた金属の矢の先端すべてに念じた。

先端部分が黄金色に輝く!


「死ねエエえええええ魔女オオオオオオオオ!!!!!!!!!」


ルナがエリカに鉤爪を振りかざす間合いに入る直前まで迫った時。


私は迷わずさらに引き金を絞った!


ズザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザッッッッッッッッッ!!!!!!

ズザザザザザザザザザザッッッ!!!ズザザザザザザザザザザッッッ!!!


布を勢いよく引き裂くような独特の甲高い炸裂音と共に黄金色の金属がルナを直撃した!


「バカが!!!そんなもの通用し……!!!!!????????」


ブチャグチャドチャグジュドジュッッッッッッッ!!!!!!!!!!

グチャグジュドジュドチャブチャブチャッッッッッッッ!!!!!!!!


「うぐぎゃぐううがあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」


ルナご自慢の第一級魔導士の最強防御魔法に無数の穴が開いていく。


防御魔法の透明な内壁がルナからの返り血を帯びて青くなった。


エリカの手前で膝を突き仰向けに倒れ掛かるルナ。

寸でのところで膝をついて踏ん張り、仰向けに倒れることだけは避けた。

だが、自慢の鉤爪はMG42の殺戮豪雨を浴びて片方は折れ、もう片方は腕自体がなくなっていた。


さらにそのあと起きたことは射手のエリカをも当惑させた。


ルナの傷口から魔法力が漏れ出し、急激に彼女は元の姿に部分的に戻り始めていたのだ。


「バッッッばかなああああああああああ!!!!!なぜええええ、変身が解けていく!!!!!!!!!!!!!!」





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