表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
帝国に裏切られた最強魔導士は、異界の銃で反逆する  作者: Wahrheit2026


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

55/68

第55話 狂魔の鉤爪

お読みいただきありがとうございます。


よろしければブックマーク、評価、ポイントをよろしくお願いいたします。

「死ねエエええええええええ!!!!!!!!!」

異様なまでに増幅された魔力を悪魔を思わせる鉤爪に凝縮してこちらを切り裂かんとするルナ!


エリカとマリエッタはギリギリまで引き付けてかわす。


ルナの鉤爪と化した爪がホテルの大理石の柱を豆腐を切るがごとく両断する。

しかも直後、大理石は醜く腐食し、石でありながら腐り落ちていく。


どす黒く変色していく大理石と赤い床のカーペットを見てエリカは確信した。

“外道の在野が使う対象を腐敗させる魔法!?”

周囲に漂ってきたヘドロのような空気に指が触れた瞬間、エリカはすぐにそこから手を払い、バックステップで間合いをとった!

“痛い!何これ!?魔法なのにこんなに瘴気が強いの見たことがない!!”

指先で触れただけなのに感じた異常な痛み!

ガラスをひっかいたような神経に響く不快感。

さらに皮膚を直接おろし器で擦られるような耐えがたい痛みが走ったことに今までの実戦でも感じたことのない生理的嫌悪感と不安がエリカの内面に沸き起こった。


「へっ、どんな仰々しい姿になるのかと思ったら大方禁忌魔法を裏で多少練習してただけの口でしょクロムシュタット。そんなデーモンのモノマネみたいな姿になって私がビビるとでも思った?」

マリエッタは愛用の銀杖先端に意識を集中する。

空気中の風が杖の周囲を目視できるほど竜巻の如く集束し始めた。

次いでその中から炎が巻き起こり、瞬く間に端からでも生命の危険を感じる高熱を帯び始めた。

マリエッタはためらいなくシュトラールフォイアを凝縮してルナに放った!

マリエッタの攻撃魔法は変幻自在。

このシュトラールフォイアも本来は炎属性の攻撃魔法だが、風属性の魔法を同時に唱えることで炎の燃焼効率を高め威力を通常のそれより倍加させている。

性質が異なる高度な魔法2つを同時に繰り出すには並外れた集中力とそれを支える精神力・魔法力が要求される。


「滅せよ!!!シュトラールフォイヤアアアッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」


広々とした廊下に渦巻く火炎の柱!


それがまっすぐ横向きの竜巻状になって魔族のような外見になったルナを直撃した!!!


「へへっ!!これを直撃で喰らったら帝国第1級魔導士の防御魔法と言えども……」


「言えどもなんだあ?」


「えっ!?」


「マリエッタ危ない!!!!!」


ドゴッッ!!!!!!!

ガッッッッッッッ!!!!!!!!


竜巻状の炎の直撃をそのまま受けながら前へ突進するルナ。


そのまま情け容赦なき鉤爪の一撃がマリエッタを直撃した!!



間一髪ルナの一撃をかわすマリエッタ。

だが、彼女の防御魔法の一部が異常な魔力を帯びた鉤爪で破られ、ローブの一部に切り傷を負った。

「ぐううう!!!なんて魔法力!?私の防御魔法を部分的とはいえ突き破るとは!?」



「ぐは、ぐははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!みたかっかああああああああああああああ!!!!!!!!!!帝国貴族の魔導士の防御魔法をも私はやぶったああああああああ!!!!!!!!私は最強なんだああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」


「この外道!!!たかが部分的に防御魔法を破ったくらいでいい気になるな!!!」

マリエッタは強気を崩さない!

だが、無敵と思われた帝国の防御魔法が突き破られたことに内心焦る。


それを見ていたウィラードは両手を胸の前で合わせその中に魔力を凝縮し始めた。

フロア一帯に今度は雷鳴がとどろき始める。

「思った以上に厄介だな……。こうなったら帝国の前で手を明かしたくないけど……」


面白かったらブクマしていただけると励みになります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ