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帝国に裏切られた最強魔導士は、異界の銃で反逆する  作者: Wahrheit2026


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第38話 円卓会議の風景

お読みいただきありがとうございます。


良いと思われましたらブックマーク、ポイント評価をよろしくお願いいたします。

「しかし、カーツがなぜ中立国のアポログラスを?」


何も知らないふりをした貴族を他の貴族はわざとらしく笑う。


「さあわからん。カーツも我が軍に押されて血迷って気のじゃろう」


“く……っ、賭博の元締め風情がいい気になりおって!”

ブルーメントリット侯爵が内心つぶやいたが一切表情には出さない。


「レンゲンカンプ侯爵、もったいぶらないで本題と行きましょう」


ある貴族の発言にレンゲンカンプはフンッと息を吐いた。


「そうだな、実はアポログラスに構築した我が国の物流網をカーツに勘づかれた」


「それはまずいのでは?」


「アポログラスの上層部に上がりの少しをつかませた。そっちは問題ない。だが、カーツの偵察部隊がここ最近物流網の航空写真を撮っている可能性が高い。あれでアポログラスを中立違反として圧力をかけるつもりなのだろう」


「圧力をかけたとてたいしたことにはなりませんよ。アポログラスは我々が預けている資金によって国を成り立たせているようなもの。おまけにカーツ側も富裕層も皆同じことをしている。そんなところをカーツが攻めても戦局が有利になるどころか藪蛇になることは分かっておりますでしょうに」


「まあ奴らが何を考えているかはどうでもいいことです。それよりもう一つ議論しないといけない案件があります」


「先日魔導監獄から脱獄した例のヴァールハイト家の娘の件です」


「ヴァールハイト……。魔法周波数の調査であの娘にはラグナロク鋼を精製する素質があるということが分かったからな。いまはまだ不完全でもあれを覚醒されると我々すべてにとって厄介きわまりないことになる」


「魔導監獄第18354地区。絶対脱獄などできんところに監禁したのはいい。どのみちあの家は我々にとって厄介なのは帝国貴族共通の認識だからな。だが、始末する前に脱獄を許すとは、何をやっておる!」


「責任者の獄長は更迭、現場責任者の第一級魔導士ルナ・クロムシュタット中尉には最後の名誉挽回のために現在エリカ・ヴァールハイト捜索を命じて動かせております」


「あの一族のラグナロク鋼はすべてを貫く鋼材などという陳腐なものではないからな」



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