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アリーナ殺人事件  作者: たま


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アリバイ

「一晩100万の客が数人居たみたいだな〜」平間くんがまたネットワーク呼び掛けたら情報が集まったようだ。「水餓鬼さんのお客さんはそれで普通と思ってるのが怖いよ〜」ミー子は頭を抱える。

「ミー子さんが、アリーナの外に犯人が居るとか言うからだろう?だいたい。どうやって中に入ったんだよ?」ネットに都内地図を出して、そこに当日夜のミリオン達の居場所を赤い丸で示してくれる。

「でも、ミリオン達はミー子さんの後輩が言うように不満無かったみたいだよ。支援者?パトロン感覚だったみたいだし。温泉や別荘泊まってゲームしたり〇〇したり遊んでたみたいだし。」と印をつけながら世界地図まで拡大してドバイやその他の地域まで印をつける。

「海外の客まで動向分かるの?」ミー子が驚く。

「ドバイのどのパーティーに参加したかが分かる人が居たんだよ。その日の参加者の有名人がその後どこへ飛んだかまで分かるんだって。」と平間くんが説明する。

樹莉は呪術のマンガキャラの女性のコスで良く配信してた。

それでドバイの王族ヲタクが有名人の友達を集めてコスプレプレイを企画して樹莉をゲストに呼んだのだ。

「世の中の事は知らなくても、そのアニメ好きのネットワークを伝えば拾えるみたいだよ、情報。」印の付いた世界地図をスクロールして見ていく。

「警察が煮詰まるはずだね〜皆あの晩の横浜来るのは無理かあ〜」ミー子がため息をつく。

「事務所の社長も、アリバイあるんだよね。キャンサーの騎士までアリバイ聞かれてるから?」ミー子が聞くと平間くんがすぐ調べてくれた。

「…渋谷の事務所だね。彼はあそこに寝泊まりもしてるみたい。あの事務所に防音室とスチール撮影スタジオもあったみたいだよ。

で、その夜は他のタレントがゲーム実況して社長が最初と最後に斜め上から撮影してる。」平間くんが樹莉ファンから聞いてくれた。

「何?それ?斜め上って?」ミー子が聞く。

「あ〜っ、俺も何度か樹莉の配信見たけど、俺らみたいにデスクの脇のカメラでゲームしてる姿映すだけじゃなくて〜胸元開いたミニスカ姿を被写体の後方上から撮ると、その空間に自分も居る感じの演出出来るんだよ。

「左右のカメラだけじゃなく上下からも撮るのね。」ミー子がうなづく。

「それをあの社長が撮ってたみたい。知らなかったけど。最初の挨拶と最後のバイバイ〜ってシーンだね。」

平間くんが説明してくれる。胸元の谷間と露わな太ももショットが開始とエンドにある訳だ。

「うん?ちょっと待って。配信時間って何時間くらい?平間くんなんかヒドい時一晩中やってない?」ミー子がビックリしたことがある。寝る前に配信始めて起きたらまだゲームしてたことが何度かある。

「ああ、俺はそうだけど、女の子はだいたい2時間半くらいかな?化粧もはげてくるし、喉も渇くしね。トイレもあるし。」と説明してくれる。

男性配信者はトイレも配信中に行くが、女性は確かに嫌だろう。

「じゃあ、その日のアリバイは完璧なんだね?」ミー子が

聞く。その日のタレントの配信画面に飛んで時間を確認してくれる。

「夜の8時に開始して〜終わったのは10時半だね。」と表示してくれた。そこには、上のカメラに愛想よく笑う女性が映し出されて日付に時間もキッチリ表示されてた。

「アリバイは完璧だ。」ミー子が呟く。

距離的に唯一可能な人だが、動機もないし大事な金づるを消す訳が無い。

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