表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
65/96

#61 日本旅行、三日目

今日はめっちゃ短い。話の都合で…

「そんな事があったんですか…」

沈痛な面持ちで言われると、こっちまで変な気持ちになるじゃないか。

「でも、今は普通に言えるんですね」

…確かに。

克服したというより…慣れた?

それともなにか別の…?

「貴重な話をありがとうございました」

「なら、もう戻る」

部屋に帰ろうとすると、呼び止められる。

「ああ、明日は6時にロビーで集合です」

「6時?妙に速いな」

「明日は在来線ですから…」




6時30分 熱海発宇都宮行、各駅停車。

「ここが横浜か…潮の匂いが素晴らしいな」

「土の匂いの間違いじゃないの?」

雨と海を間違えるほど落ちぶれてないわ。

しかし、雨か…

7時57分 横浜駅着→京成高砂行、各駅停車。

「全ての道は日本橋から始まったんですよね。これて感無量です」

8時56分 日本橋→八千代緑が丘行き。

地下鉄に乗るのは初めてだな。

九州の北の方にしかないから…

9時17分 西葛西着。

「おります。ここから10分ぐらいの場所ですよ」

雨も止んだようだ。

私の隣、ルナは喜びのような表情を――

「遂にこれた!」

――ほとんど私とこの人のおかげだけどな!

感謝ぐらいしてほしいモノだ。

「あ、そうそう。そろそろ花火大会があるんですよ。よかったらいかがです?」

「いいね!行こうよ」

完全にはしゃいでいる。

気持ちは分かるが――

この少しの不安はなんなんだろうか?

「私も同じです。なにか引っかかるような…」

空にはまだ雲がかかっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ