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【ボール使い】はダンジョン経営と冒険で人生を謳歌する〜邪魔するなら容赦と慈悲なきボールで投げ飛ばします〜  作者: くろっく
《聖者狩り》

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追います

「〈メニュー〉、【緑霞】の元《聖者狩り》を最後に検知した場所へ送ってくれ」

【転送します】

【緑霞】23階層。奥に向かって黒い跡が残っている。

「分かりやすくて助かるのか?一応」

「今は追うしかないよ」

そしてそのまま24、25、26…と降りて行った。

「何処まで行ったんだ?」

「30階層じゃないかな。その辺りから戦闘音が聞こえるよ」

「トゥーム、それいつ気づいた?もうちょっと早く言ってくれるとありがたいんだが」

「いやいや、ようやく聞こえたんだよ。早く行こうか」

そのまま30階層へ降りて行った。

「フロアボスの所にいるね」

「ああ」

フロアボスの場所の扉が少し開いている。覗いてみるか。

「おっと、エンシェントドラゴンを捕食してるね」

さっき〈メニュー〉で見た時と姿が変わっている。全体的にドラゴンに近くなっている。どちらかと言うと絶滅したらしい竜人に近い見た目をしている。

「トゥーム、行くぞ。突撃だ」

「じゃあ合図は任せるよ」

「よし、3,2,1,ーーー行くぞ」

同時に突撃した。

「強化ボール、スピードボール、スタンボール!」

出来るだけ速攻で殺らなきゃ不味い。クラミツハは出来るだけ使わせたくない。

そしてエプシロンはこっちを見るなりーーー逃げた。それも数百のボールを器用に避けて。

「チッ逃げたか、トゥーム、追うぞ!」

「分かってるよ!」

そのまま追い続けた。ひたすらに。【赤霧】と構造が同じで助かった。

明らかにあの時よりは突破速度が速い。ボスを倒さないと次のフロアへ行けないはずだからすぐ捕まえられると思ったが、そもそもボスの攻略が早すぎる。死体が跡形もなく消えている。30階層まで戦ってただろ。普通に。

ーーー?30階層?確かあそこのエンシェントドラゴンの属性は…〈圧縮魔法〉のはず。そしてあいつはエンシェントドラゴンを捕食している。ヤな予感がしてきた。

「トゥーム、あいつ捕食した奴のスキルを得てるかもしれない!」

「〈天魔変換〉の事を忘れていたよ、《聖者狩り》のタグが消えたから〈天魔変換〉が消えたのかと思ったけど違ったのか。スキルが変異したのかな。全く奇妙なスキルだよ」


***


そして、100階層。逃げ場なし。そしてあいつは、エプシロンはーーーおそらく全てのスキルを得ている可能性がある。


全てのボール対全てのスキルってか。やってやるよ


久々に設定資料の魔法一覧とか見ながら書いてます。大変。

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