確認だけしようか
「どの道アンデット化したなら殺るしかないだろ?」
「そうだね。けど…恐らくあの調子だと人間の頃よりも強そうだね」
「マジ?」
「一応もう一度エプシロンのスキルだけ言っておこうか」
「頼んだ」
「〈鈍器術〉を使う。人間の時は鈍器って言いながら殴ってきたね。ここからだ本題だ。〈闇魔法〉を手に入れてる可能性がある。」
「鈍器って手でもいいのか?」
「さあね。多分使えたんじゃないかな?それよりもだ。」
「ああ、〈闇魔法〉…この仮面の素材が使ってたスキルだな。」
「リッチが使ってたのかい?奇妙だね。まあそれは置いておいて。基本スキルが2つある場合は高い方のスキルのレベルに引っ張られるんだ。まああと〈鈍器術〉と置き換わってる可能性もある。でもどちらの場合でもスキルレベルは10だ。」
後天的にスキルを入手したという話は聞いたことがない。何故そういう情報がある?これを収束させたら問い詰めるか
「知ってるかい?〈鈍器術〉はレベル10まで上げた時は、スキルの有無が関係なく熟達してるんだ。つまり、2つ目の場合でも置き換えの場合でも関係はない。」
「で、どうしろと?」
「〈闇魔法〉のスキルレベル10の能力、勿論マスは覚えてるよね?」
〈闇魔法スキルレベル10。〈聖魔法〉及び〈光魔法〉のスキルレベル9以下は完全、レベル10へは高耐性。そしてもう一つーーースキル、クラミツハ。
クラミツハは圧倒的に情報の少ないスキルだ。そもそも〈闇魔法〉自体が人間が使える魔法ではない。その上に使うのは高位のアンデットのみ。会ったら基本死ぬ。だから伝承でしか残らない。
その伝承で残っているスキルであろう記述、
『闇の濁流に呑み込まれ無に帰す』
…だけだ。まあ口伝にはなるが、『当たったら死ぬ』位にしか伝わっていない。
「勿論聞いたことはある。曖昧な話だがな。」
「…実は曖昧だけど間違ってはいないんだよ。」
「は?」
「黒い滝がやってきて呑み込まれたら闇と同化する。つまり当たったら死ぬ。簡単な話でしょう?」
「対策…バリアボールでいいのか。よし、行くぞ」
「怖気づかないね。流石はマス」
「今度こそ行くぞ」
「勿論だよ」
非常に筆が進んでます。次は非常に長くなる事でしょう。ヤッタネ




