不穏
全員が帰ってきた。ガイアの姿は見えないが何かあったのか?
「敵側拠点を本拠地を除き全て制圧!またその半数以上を傘下に治めましたッ」
「なあ、何故俺は今騎士団とかの団長みたいな立場になっているんだ?十分恨まれる対象の筈なんだが…」
「全力で殴っても傷すら付かない人間に逆らうのは無用であります!」
理由としては十分なんだろうけれどもそれで従えてる的な状況は違和感があるな。どうしようもないんだろうけど。
「また一部の輩が黒い霧となって霧散しました!」
霧散…?突然不穏な気配がしてきたな
「ガイアはどこだ?」
「リーダーはそこにいるであります!」
「え?」
指をさされた方をよく見ると…撃沈しているガイアがいた。
「何があった?」
「帰りの道中で困っている子供がいたから助けようとしたら悲鳴を上げられて落ち込んでおります!」
それは可哀想に
「じゃあ次は〈革命派〉のボスとやらをーーー」
ドンッ
また突然消えて爆発音がした。そして目の前に来た。
「あいつ殴っても死なないであります!」
「あいつ斬っても死なないであります!」
「あいつ射っても死なないであります!」
えぇ…?
「どういうことだ?」
「殴っても斬っても射っても傷跡無くすぐに復活したであります!」
どういうことだ?〈治癒魔法〉如きではそんな芸当は難しい。体を寸断されたならそれを自分一人では基本回復できない。
と言っても人間を対象として使える回復できる魔法はそれだけだ。
よし、あの威力で殺せないならあいつらに任せっきりだと無理だろう。
仕方ない、俺が見てくるか。
話している人は名前すら決まってない下っ端です




