一日目
ダイザスに鍛錬か何かをやってもらうとしても時間が足りない。どうしたものか。
「ダイザス、時間に関係するスキルってあったか?」
「ん?ああ、〈時空魔法〉とか〈遅延魔法〉、〈速攻魔法〉あたりか?」
なら〈速攻魔法〉の…スピードボールで大丈夫か。
「じゃあ後は頼んだぞ。スピードボール、ヒールオーブ」
スピードボールを建物全体を覆った。あと怪我とか筋肉痛で止められても面倒だからヒールオーブを張った。
そして発動した瞬間に…全員の姿が消えた。
…これ何倍くらいで時間進んでるんだ?流石にマズそうだからライスボールだけ生成しておくか。
ってアレ?俺今確かに作ったよな?じゃあもう一度作るか。
…あれもう消えた?
100個同時に作るのを高速でやってみるか。…あれ消えた?
なぜだか嫌な予感がするから大量に作り続けておくか。適当に具も混ぜて。
一日後
ふう、良く寝た良く寝た。もうそろそろ解除するか。じゃあ、解除!
「ハッ!?よ、ようやく終わった?」
「そうみたいっす!ようやく、ようやく終わりっす!」
…?どういう状況だ?
「ダイザス、今これどういう状況だ?」
「ああ、久しぶり…いやマスにとってはそうではないのか」
「どういうことだ?」
「マス、何をしたか自分では分かってるか?」
「いやちょっとスピードボール使っただけだけど…」
「はぁ…俺たちがここで鍛錬…なのか?を始めてから俺たちの感覚では最低一万年は経っている」
「えっ?」
「そのおかげとは言いたくはないがもうこいつらは武器という武器は全て達人級だ」
「ああ恩人、申し訳ないが一発殴ってもいいか?」
………。
「す、すみませんでしたぁぁぁぁ!」
思いっきり土下座した。
一億年ボタンの報酬なし+記憶消去なし版みたいな事をマス君はしました。




