後始末
自分で書いてて意味わかんなくなってしまった……きっと次から本筋に戻れるはず
ゴブリン迷宮から帰った俺たちは急いで学園の医務室に向かっていた
「ごめんなさい、ごめんなさい私が弱いから……」
サラの回復魔法のレベルでは腹を貫かれたレオンとラクサスの血を止めることはできても完璧に治療できなかったのだ
「ーーお前らその怪我はどうしたんだ!」
遠くから俺たちの姿を確認した髭もじゃが走ってくる
「フラン、サラお前たちはこいつらを医務室まで」
「キリク君は?」
「俺は先生に報告する」
「分かりました」
フランとサラがレオン達を背負っていく
「実は迷宮で変異種を討伐した」
「なんだと! ジェネラルか、キングか……まさかロードじゃないだろうな」
「どれも違う、ゴブリンヒーローって種族で暴食とかいうやばいスキルを持ってた」
「どんなスキルだったんだ?」
「暴食ってスキルで推測だけど多分喰った相手のスキルを奪うものだと思う。入学式で見た固有スキルを持ってたから」
「そんな相手によく無事だったな」
「相手が生まれたばかりでレベルが低かったのが大きいと思う」
「未帰還者が30人ほど居るが恐らくそいつに殺られたのだろう……クソッタレ俺の判断ミスだ。まさかそんなやばい奴がいるとは」
髭もじゃの固く握り閉めた拳から血が流れている
「あんなのが居るなんて誰にも予想できないだろ」
「慰めてくれてんのか? 安心しろ落ち込んじゃいねえ次はこんなヘマはしねえ」
ぐしゃぐしゃと頭を撫で回される
「Sランク冒険者が守ってくれるなら安心だぜ」
「おう! あとは教師に任せてダチのとこ行ってこい」
「ありがとな先生」
「大罪スキル持ちが復活し始めたのか……アン俺はまた守れなかったのか」
レオルフの呟きが誰かに聞かれることは無かった
医務室に着くとレオンとラクサスはもう起き上がっていた
「男同士で話したいフラン達は外に出ててくれないか?」
「なんでですか!」
サラは気にくわないようだ。食ってかかってきた
「男って馬鹿よね……サラ、察してあげなさい」
フランがサラを引きずってく
「離してください、なんで私はダメなんですか仲間じゃないですか」
暴れてはいても力では獣人のフランには勝てないようでズルズルと引きずられていきパタンとドアが閉められる
「怪我はもう大丈夫なのか?」
「あぁ、僕は大丈夫さ」
「俺もピンピンしてるぜ」
二人とも言葉とは裏腹に下をむいて表情も暗い
「キリク……俺は弱いな」
「あぁ、弱いな」
「僕は仲間を守らなきゃいけ無かったのに最初にやられてしまったんだ」
「あぁ、そうだな」
二人はみっともなく泣いていた
「俺……強くなれるかな」
「サクサス君、僕たちは強くなりたいんじゃない……強くなるんだ。そうだろキリク君?」
「そうだぜ担任がSランク冒険者なんだぜ強くなれるに決まってるだろ」
「俺はキリクの隣に立てる男になるために」
「僕は仲間を守れる男になりたい」
「じゃあ俺はどんな奴にも負けない強さのために」
三つの拳をぶつけ合う
「俺たち(僕たち)は強くなる」
小さな男たちの誓いが今たてられた
いつも読んで頂きありがとうございます。新作、略奪のダンジョンマスター 俺は勝手に強くなるを宜しければ読んでみてくださいm(._.)m
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