ブルーブラッドの女の子。1
『ずっと誰かの視線を感じています。』
《ブルーブラッドの女の子》が来店した。
名前はルーナちゃん。
ルーナちゃんの話によると…
『あ、その前に、夢さん、歌さん。
お2人はこないだの空を、見ました?』
ルーナちゃん、少し雑談するみたい。
『…シャボン玉の、アレの事?』
夢ちゃん、久しぶりの太陽が燃えているソファ。
『そう!アレすごく綺麗でしたよね!
みんな空を見上げてて…』
『そうですねー。
すごく神秘的なシャボン玉でしたね』
歌ちゃん、今日は眼鏡。
『あのシャボン玉の日から不思議と、
まわりのみんなや、世界中のいろいろな事が、
少しだけ優しくなった気がします。』
ルーナちゃんは、ニコニコーって雑談してて、
《ブルーブラッドの女の子》には、
あまり見えないんだけど、
これからその《ブルーブラッドの女の子》
のお話になるのかな?
『その優しい気持ちが、まるでお休みの時の、
なんだか少し優しい気持ちに似てるから、
ホリデー。
シャボン玉ホリデーなんて言われてますよ』
『ふーん。』
『みんながお休み気分でニコニコ優しいのって、すごく良いですね』
歌ちゃんは、今日、眼鏡。
『駐車場のネコも、あくびをしてそうだよね。』
『うふふ。そうですね。』
《ブルーブラッドの女の子》…
『あ、それとー、
今度の夏フェスで、ザ・マシンガンエチケットとサイレントサイレント、の出演が決まったらしいですよ』
ルーナちゃん、雑談。
『え?そーなんですか?すごい』
『すごいねー』
『私、TMGEとサイサイの大ファンなんです!
絶対フェス行きます!』
ここでルーナちゃん、やっと一息ついた。
ミルクティーを一口。
『ルーナちゃん、さっきの、
ずっと誰かの視線を感じる、というのは…?』
『あ。そうでした。ミルクティーおいしいです』
ー
『私、誰かの視線を感じるんです。
誰もいないのに…誰かいるような感じというか、
…視線の端に誰かいるような…』
『オバケだったら、やだな。』
『ほんの少しの違和感、とゆーか、
見られてる感じの感じとゆーか…』
『オバケだったら、やだな。』
『でもオバケとか、なんかそんな怖ーい感じは、
しないんですよ』
『それでも、ただの気のせい…
では無い感じも、してるんですよね?』
『はい。歌さん。それでここに来ました』
『んー。…オカルトなのかな?』
夢ちゃんが、ドアの方をチラッと見た。
『オカルト…ですかね?』
歌ちゃんもドアをチラッと見る。
…。
ドアは沈黙している。
『2人ともドアを気にしてますけど、
誰か来るんですか?』
『…今回は、来ないみたいですね。』




