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無限の回転。


『ルンルンッス!』

ドアバーン。


『はーい。いらっしゃい。ルンルンちゃん』


『…マカロン食べる?』



ルンルンちゃんはいつも元気!



『ドリルッス!』


『え?』


『…ドリルだね』


右手がドリルになっていた。


『ぎゅーんぎゅーんッス!』


『え?……え!?』


『…あんまり走ると危ないよ。』


『…ま…まってまって!ルンルンちゃん』


ドリルを超高速回転させながら、

走り回るルンルンちゃんを歌ちゃんが止めた。


『その手……ド…ドリル? …

ドリルって…どうしちゃったの?』


『かっこいーッス!』


『…転ぶよ』


あまりの元気いっぱいに

お魚さんがびっくりした。


『…こ…こらー!』


歌ちゃんがプンスコドカーンとなって


やっと事態を鎮静化させた



歌ちゃんはルンルンちゃんを畳の間に

落ち着かせて


『ルンルンちゃん、その手…

どうしちゃったの?』


『ドリルッス!』


『…かっこいいのはわかるけど、

説明してくれなきゃ、わかんないです。』


『穴ほっていーッスか?』


『ダメです。』


……



ルンルンはこないだ電池を買いに来た時に、

そこに並べてあったかっこいい

ロボットのおもちゃが目に入った。


そのロボットの手は無限回転のパワーで

悪いロボットをやっつける

ドリルであった…


『ドリルッス!』


『…かっこいーね。』


『まって。まって。まだわかんないです。』


走り出そうとするルンルンちゃんの袖をつかむ。


『とりあえず、座ってください。』


きょとんとした顔でちょこんと正座している

ルンルンちゃん。三つ子座の正座。


『…そのロボットのおもちゃの手が

ドリルでカッコよかった。

…までは、わかったけれど…』


ルンルンちゃんちょこんと正座。


『それで…

どうして、ルンルンちゃんがドリルに?』


『ルンちゃん、ルンルンルンちゃんに

お願いしたら…取り付けてくれたっス!』


『…今。状況が整理されました。』


歌ちゃんはやっと全部を理解して笑顔になった。


『ドリル、かっこいいですね。』


『…!』


さっき歌ちゃんにぷんすこどかーんされたものだから、少し静かにしていたルンルンちゃん。


『わぁーいッス!』


パッと嬉しそうな顔になった!



『よかったね。おだんご食べる?』


『ドリルで食べるッス!』



『まって。まって。』



















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