バベルの塔。3
『ピカピカルンルーン!ッス!』
『わあーい!ルンルンちゃーん』
久しぶりに会えたルンルンちゃんに
歌ちゃんはハナマル笑顔。
2人してピョンピョン喜んでいる。
『わ、わぁーい…』
その横でひきつった笑顔の夢ちゃん。
『それでは夢ちゃん先輩、ルンルンちゃん、
それぞれ席についくださーい。』
『わかったーッス!』
『…りょ…りょうかーい…』
いよいよゲームが始まる。
『それではゲームスタートです!』
歌ちゃんの合図。
席に座ってくねくねてれてれしていた
ルンルンちゃんは、まず一言目に
『ルンルンッス!
元気いっぱーいッス!』
と両手をバンザイしながら元気に言った。
それを真似して、歌ちゃん
『ルンルンッス!
元気いっぱーいッス!』
と見事にマネしてみせ、神の怒りを食い止めた。
で、夢ちゃん、
顔を真っ赤にしてうつむきながら
誰にも聞こえないような、かぼそーい声で
『る、るんるんっす……
げ、げんき、い、いっぱい……っす…』
ヘタクソであった。
『夢ちゃん、まねっこできてないッス!』
『そうですね、
夢ちゃん先輩?これはゲームですけど、
神聖なお祈りでもあるんですから、
もう少しだけ元気にやらなきゃダメですよ?』
『…はい…がんばります…。』
『じゃあ今のは練習って事で、
行きますよー…ゲームスタート!』
『ピカピカルンルンルンルンルーンッス!』
『ピカピカルンルンルンルンルーンッス!』
『…ぴかぴか…るんるん、る、るるーん?ん?』
『ルンルンルンルンルンルンピカピカルンッス!』
『ルンルンルンルンルンルンピカピカルンッス!』
『ぴ、あ…、るんるんる…?るんぴかぴか?』
『ピッピーピカピカルンルンルンルンルルルピカルンルンピカピカルンルンルンルンッス!』
『ピッピーピカピカルンルンルンルンルルルピカルンルンピカピカルンルンルンルンッス!』
『…ぴっ、ぴーぴか、るんるるる?るる…す』
『ルピカピカルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンピカールンルンピカピカピカルンルーンッス!』
『ルピカピカルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンピカールンルンピカピカピカルンルーンッス!』
『…るー…、、?…あっ…っす…』
『ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンピカルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルーン♪ピカピカルンルンルンルンルンルンルーンッス!』
『ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンピカルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルーン♪ピカピカルンルンルンルンルンルンルーンッス!』
『…』
『ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンピカルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルーン♪ピカピカルンルンルンルンルンルンルーンッス!』
『ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンピカルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルーン♪ピカピカルンルンルンルンルンルンルーンッス!』
『…ぴかー…』
…地獄がそこにあった。




