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バベルの塔。2


ーー《バベルの塔》

すっかりお馴染み旧約聖書の「創世記」に登場する、人類が天まで届く高さを目指して建設した巨大な塔。

人々が驕り高ぶったことに対し神が怒り、言葉を乱して意思疎通をできなくし、塔の建設を中断させて世界中に人々を散らしたという、言語の起源を描いた物語です。



『…』


『…あれ? 今の説明って夢ちゃん先輩が

喋っていなかったんですか?』


『う、うん。』


どうにも今日の夢ちゃんは

使い物にならないポンコツな様子だったので、

こちらで引き取りましたけど、


これだけでは一体、何の事だかよくわからないと思うので、少し補足していきますね。



テキストの最後の方をご覧ください。

神が怒り、言葉を乱して意思疎通をできなくし…

とありますね?


つまり

意思疎通ができないと人は仲良くできない…


イコール、


仲良しさんと同じ言葉で仲良ししようね。


と、こーゆー結果になりますね?


ようするに


『お友達とまねっこゲームで遊ぼう』


ですね。


『私、楽しみです!』


『そ、そうだね』


言葉をマネするだけ?


一見すると何の問題も無い、

楽しそうなゲームじゃないの?

歌ちゃんもワクワクしているみたいだし。


夢ちゃんは何をそんなに緊張しているの?


『あ、あめがふっているから…』


絶対に嘘じゃん。


『じゃあ先にルールの確認をしておきましょう』


さすが歌ちゃん。


そういって歌ちゃんは

まねっこゲーム委員会著


『お友達とまねっこゲームで遊ぼう取扱説明書』


を手にした。


1、

バベルの塔のような悲劇を

再び繰り返してはならない。


2、

大切な人と意思疎通をするべし。


3、

言語を同じくし歩むべし。


4、

禁忌をおかせば再び神の怒りにふれる也。


おっもー!

思ってたより重い!


『簡単ですね!』


『そ、そうだね…』


ふーん。とりあえずルールは理解しました。

これからそのゲームで遊ぶのね?


ああ、でも2人がそんな楽しい感じをやってくれるのなら、特に何も難しい事を考えずに進めていけるので、こちらとしても助かります。


『…それで昨日のうちにクジ引きで、

まねっこされる側を決めてー…』


あ、そうなんだ?

やっぱ歌ちゃん助かるなあ。話が早い。


どうぞ、どうぞ。

夢ちゃんでも、歌ちゃんでも

クジ、どちらが出ても当たりです。



バァーンと勢いよくドアが開いた!



『ルンルンッス!』


大当たりでた。












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