電気仕掛けの。2
いちろくまるまる。
街は混乱を極めていた。
テロ予告をした、スカイは、犯行の阻止を阻止するため、世界中のハイテクを妨害。
電気的な通信やネット的なものはおろか、
電気仕掛けのあれこれがストップしていて、
信号機は黒。街灯も黒。観覧車はゼロ。
人々はピクともしないエスカレーター的な階段で、使い物にならないスマホ的なものを頭に乗せたりして途方に暮れていた。
混乱。
コナ隊長の指揮の下、対策班はモスグリーンのイケてる車両で移動中であった。
夢ちゃん歌ちゃんは、カタコト揺れる車内。
車の中には対策班の他の隊員もいて、
みんなかっこよかった。
常に危険な特別任務をこなす隊員は、
見た目かっこいいくて強そうだけれど、お話してみるとけっこう優しい人達で、この任務が終わったら、みんなでお花見に行きたいね。
夢ちゃんも歌ちゃんもおいでよ。
お酒とか飲める? あはは。楽しみだね。
という会話をした。
いちななまるまる。
スカイの拠点に到着。
あたりを警戒しながら、かっこよく
1階のエントランスホールへと突入する。
スカイ。
正式名称 スカイ有限会社。
ハイテク的なネット環境的な電気的な業務を行うハイテクの会社で、そんなテロなんかしそうもないのに、突然どうしたの?
気になるそのあたりを、戦場記者さんが、
エントランスでスマホ的なのを頭に乗せてうろたえていたスカイの社員さんにインタビューしている。
「突然どうしたの?」
「うちで開発していたスーパーコンピュータ。
通称キャメロンちゃんが突然ぷんぷんしちゃって……私たち社員を2階のスーパーコンピュータのお部屋から強制退去、お部屋のドアに鍵をかけて立てこもり、爆弾の犯行声明を世界中に発信してしまったのです」
「なんで?」
「わかんない」
なるほど。
コナ隊長は情報を集める事に成功した。
近代ハイテク戦では情報こそが生死を分けるのだ。
エントランスの社員さん達を安全に保護避難させて、いよいよこの爆弾テロ騒ぎの首謀者であるキャメロンちゃんのお部屋へと
世界の命運をかけた、決死の戦いが始まる。




