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13階段。解決編の解決編。
終わったと思ってた?
僕もそう思ってた。
明らかに様子がおかしいシーナちゃん。
『……どうしたの? シーナ先輩……』
シーナちゃんは涙目で、ムーちゃんの手をぎゅっと握る。
『ムーちゃん。13階段のオカルトはムーちゃんのおかげで無事に解決できたよ。シーナ達は、
謎に対して健全な魂で立ち向かった。』
『うん。』
『だから、毅然とした態度でいよう。
誇り高くいよう。』
『シーナ先輩?』
『早く帰ろう。』
シーナちゃんは涙目。
『………それ、絶対なんかあるやつ。』
『………ムーちゃん?』
『シーナ先輩にだけ、怖い思いさせらんない。
私にも半分こして。』
ムーちゃんは、シーナちゃんの手を
強く握りかえす。
オカルト研究の申し子の目から涙。
『本当に………脅威だよ。ムーちゃん。』
『ありがとうございます。』
『解決したあたりから、なんだかすごく怒ってるみたいな顔に……。
だけど、
いつまでも
怖がってばかりではいられないね。
シーナ達は……』
『はい。』
『運命の戦士だから。』
海の近くの街。
13階段。
どこかで、猫が
『見ちゃだめ。』
と言った。
だから、運命の戦士ふたりは、
怖いのが、
ここにきた時からずっと
逆さまにチラ見えしている場所なんか見ない。
毅然と。
誇り高く。
手をぎゅ。っとつないで
はやく帰ろう。




