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くじら14号。4



たくさん泣いて

たくさん眠って、

甘いもの食べて、

また泣いて

お風呂入って、

髪を乾かして、

たくさん眠った。



くじら14号が完成した。



『できた!!』


雪ちゃんのえっへん。青空をバックに。


『くじら♡ 』


くじら14号は、

ミルクの色をしたとても大きな大きな大きな

くじらだった。


『そろそろ夕暮れオレンジになるから、

ドキドキするね! 』


雪ちゃんが、

ソフトクリームをぺろしながら、ふりむいて、

えだまめ食べてる夢ちゃんと

少し寝不足な歌ちゃんに、

笑顔を見せた。



くじら14号。


応援してくれている皆さんが不安になるといけないので、説明を。


素材は、人にも地球にも優しいオーガニック100パーセント素材。

軽くて、ふわふわで、やわらかい。


船内は全て禁煙になります。


ヘリウムガスはやめました。


魔法でこしらえた、小さなぜんまい。


それをひとつ。



夕陽やさしく

ゆっくりとにじむようなオレンジ色が、

全部を染めはじめて、


くじらのミルクの色と、オレンジが

くるくると混ざり合って、


『甘くて、おいしそう……』


夢ちゃんは、思わずそうつぶやいた。


『うん。』

『そうですね。とても優しい……』


雪ちゃんと、歌ちゃんも、

ぽんやりとそうつぶやいた。



ソフトクリームをぺろし終わった


雪ちゃんは、


くじらを、


きゅ。


と抱きしめて、


『みんなでお空を飛ぼうね。』


ほっぺにキスをした。



お空へ。



雪ちゃんの瞳は


キラキラとミルクオレンジ色。




そして、


今



未来へのボタンをおした



















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